プロタイムズ静岡葵店　あおば工房です。

今回は、“悪質な業者を見極めるポイントと対処法“についてご紹介いたします。

 

外壁塗装や屋根塗装の業者の中には、悪質な業者や詐欺業者が存在します。

 

塗装工事の良し悪しは工事完了後すぐには判断がしにくいというのが現状です。依頼した工事が不良施工であった場合は、「数年後にそれがわかる」ことが多く、さらに、「頻繁に行う工事ではない」ため、業者の対応や工事の品質を見極めることが困難な業界といえます。

そのため、近年、悪質な営業と不良施工によるトラブルに巻き込まれる事例が増えています。

 

悪質な業者にだまされないために、以下のような点に注意しましょう。

※特に、訪問営業による契約にはご注意ください。

 

■悪質な業者を見極めるポイント

①極端な値引き

値引き前の提示金額は、大幅に値引いても利益がでるように設定されています。

もし、本当にその金額が他社に比べて安い場合、手抜き工事、そして施工不良につながる可能性が高いといえます。

 

②不安を煽る

近年、悪質な営業で増えているのは、屋根に上り、ビスを外したりしたあとに、写真や動画を撮り、それを見せることによって不安を煽るというやり方です。「近所で工事を行うので、ご挨拶に伺いました」「屋根の瓦（あるいは板金など）がズレています。無料で点検します」といって訪問してきます。

 

③契約を急がせる

極端な値引き額を提示して、「今決めていただければ、これだけ値引きできます」といって契約を急がせる業者に注意してください。家族や知人に相談したり、ネットで調べたりする時間を与えないために、その日の内に契約を行おうとします。

 

④自社で施工しない

その会社の規模や経営状態にもよりますが、自社の職人が責任をもって施工しているのかを、ぜひ確認してください。

外壁塗装や屋根塗装は、契約したあとは外注先に丸投げという会社が多く存在します。

その外注先は、一社専属で提携して信頼関係を築いているわけではなく、数社～数十社と提携している場合も少なくありません。

顔も名前もわからない外注の作業員を使う業者には注意しましょう。

 

⑤口頭契約

契約を口頭で行おうとし、書面に記録しない場合があります。必ず契約書を取り交わし、全ての取り決めを文書化するべきです。

 

⑥その他

・パンフレットや名刺を持参していない

・外壁・屋根に関する専門知識が乏しい

・相見積もりを嫌がる　など

 

■対処法

・「知人などにみてもらう、相談する」と伝える。

・「消費生活センターに相談する」と伝える。

・玄関に訪問販売撃退ステッカーを貼っておく。

※ホームセンターやインターネットで購入することができます。

 

■契約してしまった場合

クーリングオフ制度を使い、契約を解除しましょう。

※契約から8日以内であれば無条件で契約解除が可能です。

「契約日、契約金額、リフォーム事業者・担当者名、契約者の氏名・住所」を記載し、「契約を解除する」旨のハガキもしくはメールを業者宛に送ってください。

 

■「工事が始まっているから契約解除はできない」などと拒否された場合

最寄りの消費生活センターに相談し、専門の相談員から適切な対処法についてのアドバイスを求めてください。

 

外壁塗装や屋根塗装は家の保護と外観を向上させる重要な工事です。悪質業者から建物を守るためには、注意深く調査し、信頼性のある業者を選ぶ必要があります。

詐欺行為や悪質業者に遭遇した場合、消費生活センターや消費生活相談窓口などに報告しましょう。

 

外壁・屋根の塗り替えに関するお悩みなどあれば、

お気軽にお問い合わせください。

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