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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
訪問販売業者が強盗の下見?怪しいサインと防犯対策を徹底解説!
2024年11月04日(月)
皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
代表取締役の後藤です。
訪問販売業者が実は強盗で、下見の可能性があります。「そのようなことはありえない」と、一蹴できないほど、闇バイトによる押し込み強盗が多発している昨今では現実的な問題です。
悪質な訪問販売業者は「一人暮らし?」「間取りは?」とさりげなく情報を探ります。下見をすれば、抵抗されるリスクやどこに寝室があるのかまでわかるためスムーズに強盗ができるからです。
訪問販売業者は昔からいます。訪問販売業者に慣れている方は「いつものこと」と感じるかもしれません。ただ、裏の意図が強盗だと、気軽に個人情報を教えることは危険です。そのような悪質な訪問販売業者にはどうやって対抗すればいいのでしょうか?そこで今回のお役立ちコラムでは、訪問販売業者が強盗の下見をしている実態や、警戒ポイントをお話しします。
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訪問販売が強盗の下見?その背景と問題点
訪問販売が実は強盗の下見だったというケースは、ありえない話ではありません。実際に不審人物が高齢者の住まいへ訪問してきて、強引に上がり込もうとする事例が多数確認されています。
たとえば「工事事業者だけど、屋根や壁の点検をしたい」という事例が警察に報告されているのです。家主が屋根や壁の点検を依頼したわけではありません。他にも不用品買取業者と名乗って家に上がり込み、なにも買い取らず帰るというケースもあります。
首都圏で多発する闇バイトの強盗事件では、事前に業者を装い、住まいの修理を勧誘する不審人物の目撃例もありました。実際、強盗事件の発生数日前に「水道を調べる」と、住まいを訪問してきた不審人物が目撃されています。
参照:NHK 不審な人物の訪問相次ぐ 強盗事件などにつながるおそれ注意
訪問販売を悪用した犯罪が増加中
訪問販売業者を装い、住まいや家族の情報を集める手口は年々、増加しています。一般的な訪問営業は昔からよくあることでした。慣れている方なら「いつものこと」と感じるかもしれません。そのような方は「相手は闇バイトの強盗かもしれない」という発想につながらないでしょう。
闇バイトでは、お金を持っている方の情報収集も事前にしているのです。ピンポイントでターゲットをしぼれる効率性も、強盗が増えている背景として考えられます。インターネットの普及で、経済的に困っている方を集めやすい環境もあるでしょう。普通のバイトだと思って応募したら闇バイトで個人情報を取られて脅迫され、犯罪に手を染める人間もいます。
強盗の下見として利用される訪問販売の手口とは?
強盗の下見を行う場合、悪質な訪問販売業者によくある手口があります。その手口を知っておけば、ある程度、防犯対策になるのです。
泥棒や強盗は「今日も捕まらないといい」を重視します。押し入った住まいに、お金や貴金属が多数あれば最高です。入りやすくて逃げやすい、どこの場所にお金がありそうかなど事前調査します。その手口は公的機関を装った電話調査や、訪問販売です。ここから、警戒したほうがいい訪問販売業者の手口をお話しします。
特定の時間帯に繰り返し訪問することで在宅パターンを探る
「捕まりたくない」という考えが念頭にあれば行動も慎重になります。とくに強盗に慣れてくると、徐々に「捕まりたくない」という想いも強くなるものです。そのために犯罪者は下見を行います。
普段から窓に鍵をかけていない、開きっぱなしで警戒感がない住まいほど強盗に入りやすいものです。入りやすさや逃げやすさ、見通しや通行人の有無やセキュリティ体制などもチェックします。家族構成もわかると、自然と入りやすい住まいがしぼり込めます。そのため、なんども繰り返し、訪問してくるような業者には要注意です。
不自然な質問や行動に要注意
訪問販売業者が不自然な質問や行動をしてきたら、最大限の警戒が必要です。けして気軽に教えてはいけない内容が、家族構成や資産情報です。中には電話で公的機関や業者のふりをして家族の情報を聞き出そうとする電話もあります。
高齢者の場合だと、悪質な訪問業者とは知らずに信頼しきってしまうケースもあるのです。何度も訪問し、雑談をすると徐々に警戒感は解かれます。その際に「一人暮らしなの?」「家族はよく家へ泊まりにくる?」と自然な感じで情報を聞き取るのです。
信頼すると敷地内にその訪問販売業者が侵入しても「いつものこと」と考えてしまいます。その隙を狙って、悪質業者は強盗を行うのです。他にも、普段見かけないような人間が歩いていたり、不審な車両を連日見かけたりしたら注意してください。
悪質な訪問販売業者か見破るためのサインをチェック
なんども犯罪歴のあるプロなら、悪質な訪問業者とわからないような細工をするものです。闇バイトに応募する人間は、素人同然のケースも少なくありません。注意深く観察すると、まともな訪問販売業者かそうではないかはわかってくるものです。悪質な訪問業者かどうか見破るためのサインを知っておきましょう。
名刺も事前アポイントがなくて突然訪問してきたら警戒を
通常の外壁塗装会社をはじめとした訪問販売業者は、名刺や身分証を用意しているものです。悪質な訪問販売業者は名刺を用意していません。強盗のために名刺を用意するような手間はかけないでしょう。
また、どのような分野でも事前アポイントもなく訪問してきた業者は、悪質業者の可能性が高くなります。
「近所で工事をしていた。お宅の屋根をたまたま見たんだけど、瓦がずれているよ?無料で点検するよ」
このように、訪問販売業者の口から「無料で点検する」という言葉が出たら注意してください。強盗とは異なりますが、たとえば無料点検をして「たくさん問題があった」と工事につなげてくる危険性があります。
これは問題がなくても「問題がある」と嘘をつき、契約に結びつける手口です。また、無料点検といいながら、実際は住まいの様子を調査する可能性さえあります。無料という言葉を聞いても飛びつかないようにしましょう。
ポストや表札のマーキングやメモに注意
空き巣でもよく見られるのがマーキングです。インターホンの周囲に文字や記号が記載されていないかチェックしてください。
空き巣でも強盗でも、捕まる危険性を低くするために下見を行います。ただ、同じ住まいを何度もチェックするのは非効率です。そのため、ターゲットの候補が見つかったら印を付けます。それがマーキングです。
家族情報、留守になる時間帯がすぐわかるように、数字・色・アルファベットなどで暗号化します。仲間との情報共有でも役立つのです。マーキングは表札、ポストのように、外から見やすい場所に付けられます。他にも、インターホンやメーターボックス、配管といった気づかれにくい場所に付けられるのです。そのため、定期的に不自然な文字や図形や、シールなどがないかチェックしてみてください。
参照:一般社団法人 全国防犯啓蒙推進機構 元警察官が語る!泥棒の目線
参照:セコム 泥棒は下見する。行動パターンややり方、手口を理解して対策しよう!
強盗が下見をしにくいようにする防犯対策
強盗が探しているのは「侵入しやすくて逃げやすい住まい」です。下見段階で「ここの家は面倒そう」と判断されると、ターゲットにしにくくなります。防犯対策にはさまざまな方法があるため、チェックしてみてください。
インターホン録画機能を活用する
インターホンも多機能な製品が登場しています。その中でも防犯対策になるのが、録画機能付きのインターホンです。インターホンを押された際や通話中、備えられたカメラを通じて訪問者を自動録画できます。
動画で録画できるものもありますし、訪問者が誰か簡単にわかるため便利なインターホンです。当然、不審者や悪質な訪問業者の顔も録画できます。万が一、被害にあったとしても、その録画機能で犯人特定がしやすいというメリットがあるのです。
会話を記録して後で確認する
スマホの録音機能を使用するのも、防犯対策の1つです。訪問業者の話を聞く前に「録音させてください」と事前に伝えるだけでも効果が期待できます。悪質な訪問業者は証拠が残ることを避けるからです。録音していることを伝えると、平静を装ってすぐに立ち去る可能性もあります。
ただしすべての機種に録音機能が備わっているとは限りません。その場合は、アプリの導入を検討してみてください。
近隣住民と不審情報を共有する
防犯対策といっても、個人で行える内容には限界があります。そのため近隣住民と協力し、防犯意識を高めることが重要です。
悪質な訪問販売業者や強盗は、ターゲットにしたエリアや住まいの下見を行います。そのため、エリア全体で防犯意識を高めることが強盗の抑止力になるのです。
近所付き合いがあれば、お互いに不審者情報を共有できます。「あの公園のそばに不審車両があった」「訪問業者が点検するとやってきた」という話は、一気に地域へ広まるのです。そのため、個々人の防犯意識が高まり、警戒心が生まれます。
そのような意識が広まった地域では、悪質な訪問業者にとってはやりにくい場所になるのです。地域で協力することが、訪問販売や強盗対策につながります。
参照:政府広報オンライン空き巣や強盗から命と財産を守る 「住まいの防犯対策」
不審な訪問販売業者への対処法
万が一、不審な訪問販売業者が訪れたらどうすれば対処できるのでしょうか?やはり勇気を持って断る、警察に相談することが重要です。
訪問販売業者はあらゆる手を使います。「無料で点検するから家にあがらせて欲しい」と主張するのです。訪問販売業者に対しては、要求をすべて断るようにしてください。
「いらないです」「帰ってください」と堂々といえばいいだけです。相手に悪いと思うことはありません。そもそも訪問販売業者の話を聞く義務さえないのです。できるだけ、シンプルなワードではっきりと断れば、訪問販売業者はなにもいえなくなります。
ただし、乱暴な言葉を使ってはいけません。逆恨みされてしまい、逆にターゲットにされる可能性があります。「興味がない」と伝えるだけでもいいのです。また、不審者や不審車両を見つけた場合、警察に情報提供しましょう。警察が見回りをするようになれば、強盗の下見をしている訪問販売業者も仕事はできません。
訪問販売を装った強盗にご注意を!外壁や屋根の問題はあおば工房にお任せください
訪問販売業者が強盗の下見というケースは、絵空事ではありません。警察や自治体のほうでも注意喚起を行っています。関東圏でも闇バイトを利用した、多くの強盗事件が発生しているのです。
また、訪問販売業者に屋根や外壁の点検を無料で行うと提案されてもきっぱり断りましょう。実際に工事をするかもしれませんが、法外な費用を請求されかねません。
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店は一級塗装技能士や外装劣化診断士も在籍しており、多数の施工実績を誇ります。あおば工房へのご相談は、ホームページの問い合わせフォームやメールをご利用ください。ショールームでもお気軽にご相談いただけます。
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