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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
シリコン塗料とウレタン塗料
2019年07月29日(月)
シリコン塗料とウレタン塗料 について
家の塗り替えを検討する際に、”シリコン塗料とウレタン塗料”など様々な塗料があるので、どれ選べばいいのか悩む方もいらっしゃるかと思います。
今回は、日本の外壁塗装市場でで最も多くのシェアを占めている「シリコン塗料」と、安価な塗料として紹介されることが多い「ウレタン塗料」についてご説明します。
シリコン塗料について
メリット
①コストパフォーマンスが高い
品質と価格のバランスに優れた塗料です。
ウレタン塗料に比べると価格は高いですが、耐久年数は約1.5~2倍の差があります。
②耐候性が高い
塗料の主成分であるアクリルシリコン樹脂に含まれるシロキサン結合という成分は、紫外線や熱・雨に強く高い耐候性があると言われています。
そのため、劣化が遅く美しい光沢を長く保つことが期待できます。
③汚れが付きにくい
汚れが付着しても、親水性があり雨水で洗い流れてくれるため、長期的に美しい外観を保つことが期待できます。
デメリット
①種類が多く品質も様々
シリコン塗料は種類が多く、商品によって耐候性や耐久年数も様々です。
価格が安すぎる場合は、耐久年数が短くないか注意をしましょう。
ウレタン塗料について
メリット
①費用が安い
一回の塗装費用が安く済みます。
②木部などの付帯部を塗装に適している
下地に対しての密着性が高く柔らかい素材であるため、木部などの付帯部にウレタン塗料が使用されるケースが多くなっています。
デメリット
①耐久年数が短い
耐久年数が5~7年ほどとなっており、シリコン塗料の7~10年と比較すると短めになります。
②紫外線に弱く変色しやすい
外壁は直射日光の紫外線により劣化が生じますが、ウレタン塗料の場合、劣化が起きるタイミングがシリコン塗料よりも早いとされています。
③人体に有害な物質が含まれている
ウレタン塗料の硬化剤に「イソシアネート化合物」という人体に有害な物質が含まれており、繰り返し使用していると健康に害を及ぼしてしまう可能性があります。
塗装工事中に家の中に毒素が入ってくることはあまり考えられませんので、業者に塗装工事を依頼する場合はそこまで心配する必要はありません。
④汚れが付きやすい
柔らかい塗膜を持つため伸縮性に優れていますが、その反面汚れが付着しやすくなっています。
近年では比較的汚れが付着しにくい低汚染タイプのウレタン塗料も開発されていますが、交通量の多い道路や水辺などに面しているなど、汚れやすい環境では注意が必要です。
目的に応じた使い分けがおすすめ
長い目で見ると費用対効果が高く、性能が優れたシリコン塗料がおすすめです。
しかし、木部などの付帯部の塗装工事には施工性の高さからウレタン塗料がよく使われます。
業者に相談した上で、用途・目的に応じて塗料を選定しましょう。
屋根・外壁の塗装工事はプロタイムズ静岡葵店
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