静岡市、島田市の皆様こんにちは。

外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、

株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店

代表取締役の後藤です。

屋根塗装をする際、サンドペーパーを使用している職人さんを見たことはありますか？

実は、あの作業は非常に重要な工程なのです。もしあの工程を省いて屋根塗装してしまったとしたら、間違いなく後日「再工事」が必要になるでしょう

今回の記事では「屋根塗装でサンドペーパーを使っている理由」についてお話ししていきたいと思います。

なぜサンドペーパーを使うのか

まず、サンドペーパーを使って「何か」をしている屋根が「どんな素材で作られているか」を知っていますか？

もし、これまでに屋根塗装をしたことがあって、その際にサンドペーパーでひたすら擦っている作業を見たことがあるのであれば、よく思い出してみてください。

一般的に、サンドペーパーを持って作業している屋根材は「金属屋根」です。そして、金属とサンドペーパーといえば、やることは一つですね。

そう「サビ取り」です。

金属屋根に発生しているあらゆるサビ落としのために、サンドペーパーを持って作業するという時間があるのです。このサビ取り作業のことを「ケレン」と呼びます。

ケレン作業とは

ケレン作業とは「金属部分に発生したサビや汚れを落とす作業」全般を指す言葉です。下地処理や下地調整、素地ごしらえなんて呼ばれ方もしている作業で、この作業の質がダイレクトに塗装作業の出来を左右するほどに重要な工程なのです。

語源は「Clean（クリーン）」という説があることからもわかるように、ケレン作業は屋根の大掃除的な意味合いを持っています。汚れをこそぎ落とすような作業も入ってくるため、かなりの力仕事になるケースが多いです。

また、サビ落としは丁寧に削るだけではなく、サビによって隆起してしまった部分は平滑になるように力任せに「はつり」を入れなければならないケースも出てきます。ケレン作業後は、サビの小さな凹凸も隆起した部分もなくなり、完全なフラット状態にするのが理想とされています。

固定釘などのサビの対処方法

細かな部分のサビを手作業でこすり落とすというのは、非常に今期と時間を要してしまうので、作業的には非効率です。そのため、ケレン作業は4種の工程に分けて行われるのが一般的です。

1種ケレンでは「酸洗浄」や「ブラスト法」という方法を使って、下地部分を剥き出しにする作業から始まります。

2種ケレンではサンダーなどの電動工具を使ってサビを除去し、粗方のサビ取りを進めるのです。

3種ケレンでようやく手作業になります。多くの方サンドペーパーを持って作業しているのを見るのが、この3種ケレンです。

4種ケレンでは掃除や目荒らしという作業を行います。目荒らしとは、その後の下塗り剤が確実に密着するように「引っかかり」を作る作業のことです。滑らかな状態では下塗り剤が流れてしまうので、滑り止めの役割を持つ傷をつけます。

固定釘などのサビは、1種ケレンの酸洗浄でほぼ対処できるのですが、釘の内部までサビが進んでいると、酸によって溶けて無くなってしまうこともあり、その際は新しい固定釘を打ち込みます。

サビ取りが足りなかった場合

ケレン作業で下地処理を行うことは分かりましたが、ある程度できていれば問題なく作業は進むような気がしませんか？

実は、作業自体は進むのですが、必ず後悔する結果になってしまうということを覚えておきましょう。

サビ取りは非常に重要な工程であり、金属屋根の屋根塗装の仕上がりは確実なケレン作業にかかっているのです。

そもそもなぜサビる？

金属屋根は、そもそも屋根塗装された状態で設置されています。そのため、簡単にサビるはずがないのです。それなのに、なぜサビが発生するのでしょうか。

これには、金属屋根特有の理由があるのです。

まず、金属は熱を持ちやすい素材です。太陽に照らされていれば、意図せず熱を持ってしまいます。熱くなった金属が夜間に急激に冷まされると、表面には「結露」が発生します。これがそもそも良くない症状なのです。

表面に発生した結露は、塗膜のひびから金属部分に入り込んでいきます。このひび割れは、金属屋根の熱膨張と収縮によって発生してしまう自然現象なので、止めることができません。そして、内部に入り込んだ結露は、金属屋根にサビを発生させる原因となってしまうのです。

他にも雨の影響や、動物の排泄物など、さまざまなサビの原因があります。

サビ止めだけではダメなの？

「サビが発生したなら、サビ止めを塗ればいいじゃないか」という声もありますが、錆止めだけを塗っても状況は良くなりません。まず、表面の大きなサビを取り除かなければ、素地に近い「サビの根っこ」までサビ止めが届きません。その場合、表面を塗膜で覆ったとしても、ゆっくりとサビは根を進めてしまいます。その結果、屋根材を貫通するほどの被害になってしまうのです。

サビ止めの重要性

そうは言っても、サビ止めは非常に重要です。これがなければ、完全にサビの部分を取り除かなければならず、屋根材そのものがどんどん薄くなってしまいます。

表面が平滑になるまでケレン作業を行い、しっかりとサビ止めを施すことで被害を最小限で食い止める必要があり、そのケレン作業も判断一つでやりすぎにも不足にもなってしまうのです。

そして、肝心なのは「サビの根っこまで浸透させる」ということです。これができなかった場合、徐々にですがサビは進行しようとします。

完全なサビ処理ができるようになるには、多くの経験と知識が必要になるでしょう。

屋根の修理方法の違い

では、屋根の修理にはどのような方法があるのかをご紹介しましょう。修理の仕方を知っていれば、メンテナンスを依頼する際に話が進めやすくなります。大まかな内容を覚えておくことで、現地調査での対応にも困らなくなるはずです。

屋根塗装

一般的な屋根のメンテナンス周期では、屋根塗装による補修を行なっていきます。高圧洗浄や下地処理、補修などを行なった上で、希望する効果を持った塗料を使用して塗装を施すのです。

その際、屋根材の状況や種類によって使用する方法や道具も異なるということを覚えておきましょう。選んだ塗料によっては、必ず下塗り剤を必要とするものと、下塗り剤不要でいきなり上塗りできるものなどがあるのです。

このような細かな違いにより、工事コストが上下したり、工期が短くなったりするわけです。

カバー工法

短期間で屋根のメンテナンスを終わらせたい場合は、カバー工法を用いて既存の屋根を

隠してしまうのも方法です。カバー工法を使用すると、屋根が若干重くなってしまうので、建物が揺れやすくなります。その結果、外壁にひびが入ってしまうこともあるので注意しましょう。

カバー工法を用いるメリットは、アスベスト含有の屋根材を低コストで対処できるということです。一般的に、アスベスト関係の工事は割り増し工賃が発生してしまうので、思っている以上に出費が大きくなってしまいます。

カバー工法であれば、既存屋根を放置したまま作業ができるので、余計なコストをかけずに済むわけです。

ただし、カバー工法が使用できるのは「1度だけ」です。2回目の工事はできないということを忘れないでください。

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葺き替え

屋根塗装で対処しきれないような劣化になってしまっている場合、カバー工法で対処するか「葺き替え」するかを決めなければなりません。葺き替えをすれば、今屋根に発生しているほとんどの問題を解消できます。その割、非常に高額なコストが発生するので覚悟しておきましょう。

また、工事以外にも「工事中の住居の確保」で別のコストがかかってしまうのが葺き替えのデメリットといえます。

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信頼できる屋根塗装業者をお探しならあおば工房へご相談ください！

なら、信頼できる技術と知識を持った業者を選ぶことが重要です。サンドペーパーを使ったサビ取り作業は、屋根を長持ちさせるために欠かせない工程です。この作業を怠ると、サビが進行して屋根材の劣化を早めてしまいます。

プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店/株式会社あおば工房では、経験豊富な職人が丁寧なケレン作業を行い、確実なサビ取りを実施します。これにより、塗装の密着性が高まり、長期間にわたって美しい屋根を維持できます。また、屋根の状態に合わせた最適な修理方法を提案し、お客様のご要望に応じたメンテナンスを行います。

もし、どの業者に依頼すれば良いか迷っている方は、ぜひあおば工房にご相談ください。お問い合わせは、以下の方法で受け付けております。

• 問い合わせフォーム：あおば工房の公式サイトからお気軽にご連絡ください。
• メール：詳細なご相談はメールで承ります。お客様のご質問に丁寧にお答えします。
• 電話：お急ぎの方は電話でのご相談も可能です。直接職人と話して詳細を確認できます。
• ショールームへの来店：実際の施工事例をご覧いただけるショールームへのご来店もお待ちしております。

あおば工房は、お客様の大切な家を守るため、最高の技術とサービスを提供します。お気軽にお問い合わせください。

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