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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム

ベランダ防水の種類と特徴

プロタイムズ静岡葵店 株式会社あおば工房の後藤です。

今回は“ベランダ防水の種類と特徴”ついてご紹介いたします。

 

■ベランダ防水の主な種類

①FRP防水

新築時に多く用いられます。強くて耐久性に優れた素材です。

液状のポリエステル樹脂と補強繊維を一体化して防水層をつくる工事のことです。

※FRP:繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics) の略称

 

<メリット>

・強度がある→重いものを置くことができる

・軽量→建物への負荷が少ない

・塗膜:継ぎ目がない→防水性能に優れる

・乾きが早い→工期が短い

・塗装ムラができにくい

<デメリット>
・伸縮性がないない→ひび割れが起きやすい
・紫外線に弱→定期的なメンテナンスが必要
・鉄部下地には施工が出来ない

・コストが高くなる可能性がある

 

②ウレタン防水

ウレタン樹脂を塗り重ねていくことで防水層をつくる方法

「密着工法」と「通気(つうき)緩衝(かんしょう)工法」があり、ベランダの場合は、「密着工法」が一般的です。「通気緩衝工法」は雨漏りしている場合に用います。

 

<メリット>

・どんな下地でも対応可能。

・形状が複雑なベランダにも対応可能

・コストを抑えられる

・雨漏りしたベランダに施工ができる

 

<デメリット>

・防水塗膜の厚さにムラができやすい

・経年劣化で亀裂が入ることがある

 

※密着工法

既存の下地に補強布をはり、直接防水材を塗っていく工法。

雨漏りしているベランダには施工できない(膨れなどの症状がおこる)

 

※通気緩衝(つうきかんしょう)工法

通気緩衝シートを張ることにより、通気をよくしてから防水を塗る工法

下地に密着させずに、脱気筒(だっきとう)から湿気を外部に逃がします。

雨漏りしたベランダに施工ができる

 

③シート防水

シートを敷く防水方法です。

「ゴムシート防水」と「塩ビシート防水」があります。

工場で生産されたシートを使用→安定した品質が期待できる

 

現在は厚く丈夫な「塩ビシート防水」の方が多く使用されています。

他の方法よりも安価で、耐久性や耐候性に優れています。

屋上などの広い範囲の防水に向いています。

 

<メリット(塩ビ防水シート)>
・防水層が均一の厚みになる

・紫外線に強い

・耐候性が高い

・トップコートがいらない場合が多い

 

<デメリット(塩ビ防水シート)>
・凹凸のある床面には施工できない
・接合部分の施工が難しい

・経年によりひび割れが起きる
・施工の際に騒音や揺れが起きる

・接合処理が難しく下地の状態が工事に影響する

 

■耐用年数の目安と工期の目安

 

 

■長持ちさせるためのメンテナンス

防水材は紫外線によって劣化します。

 

・ドレンの掃除

3か月に一度を目安にドレンの掃除をする。

※ドレン:ベランダ内にある排水溝のようなもの。汚れが詰まりやすい場所です。

ドレンが詰まると、水の流れが悪くなり防水層が劣化する原因になります。

※落ち葉など詰まりやすい場合は、掃除の頻度を高くする必要があります。

 

・トップコートの施工

5年に一度を目安にトップコートのみの施工をする。

※トップコート:防水層の上に塗るコーティングのようなもの。

トップコートを定期的に塗ることによって、防水層の劣化を遅らせることができます。

 

■防水シートの劣化症状

防水シートの寿命は、紫外線の当たり方や、飛来物から受ける影響や鳥による被害などによって寿命が短くなることがあります。

施工業者不良により、結合部分に不具合が生じることも、防水工事の寿命を縮めてしまう大きな原因になります。

 

・防水シートの破れ

飛来物でシートが傷つき破れたり、鳥がつついてシートを破るという可能性もあります。

破れた部分から雨水などが侵入すると防水機能が失われます。

 

・防水シートの膨れ

防水層の下に入り込んだ水分が気化することにより膨れが起こります。

劣化によりこのような現象が起きます。

膨れは破れやすい状態になっていることを示しています。放置するとシートが破れ、浸水のリスクが高まります。

 

・防水シートの結合部分の剥がれ

剥がれた部分ら雨水などが侵入するリスクが高まります。

劣化により結合部分が剥がれやすくなります。

一部でも剥がれると、防水機能が失われ、耐用年数が短くなります。

 

・防水シートのめくれ

劣化、あるいは強風によってシートが浮いてめくれることがあります。

接合部分が剥がれると、剥れた部分から雨水や風が入り込み、浮きやめくれを悪化させる可能性があります。

下地が見えている場合は、既に防水機能が失われている状態といえます。

 

・シートに水が溜まっている

シートの上に水が溜まっている場合、かなり劣化が進んでいることが懸念されます。

 

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