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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
台風も怖くない!あなたの家を守るサッシ雨漏りガード術
2023年12月24日(日)
静岡市、島田市の皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
ブログ担当のコバヤシです!
サッシからの雨漏りは意外と多いお悩みです。とくに台風などの強風がきっかけでサッシからの雨漏りが表面化することもあります。
では、そもそもサッシから雨漏りが起こる原因とはなんなのでしょうか?また、効果的な対策方法は存在するのでしょうか?
この記事では、サッシ雨漏りの原因とその予防策、さらには応急処置までをくわしく解説します。住まいの安全と快適さを守るために、ぜひ参考にしてください。
「窓からの侵入者」サッシからの雨漏りの原因と撃退法
サッシからの雨漏りは、多くの家庭で起こり得る問題です。とくに、台風や線状降水帯の発生など、激しい雨や風の際にサッシからの雨漏りが発生するリスクは高まります。
準災害クラスの天災が発生した際に起こるサッシからの雨漏りは、サッシの構造や材質、経年劣化が雨漏りの原因です。正しい対策方法を知らないと、雨漏りが長期化し、住まいの骨組みである躯体に大きなダメージを与えてしまうのです。
この章では、サッシからの雨漏りの一般的な原因とその撃退法を、実用的な視点からくわしくお話ししていきたいと思います。引き違いサッシの特性、コーキングによる防止策などについてもご紹介します。
引き違いサッシが誘う水の罠:雨漏りの謎を解明
引き違いサッシは、構造上の隙間から雨漏りが起きやすい特性があります。
このタイプのサッシは、2枚以上の窓ガラスが横にスライドして開閉する方式です。このとき、サッシ同士が重なる部分が生じます。
この重なり合う部分が、雨漏りの要因となることも。普段はこの重なりによって、外からの雨水の侵入を防いでいます。台風のような強風が伴う大雨の際、風の方向や強さによってはサッシの重なり合う部分に隙間が生じ、そこから雨水が侵入してしまうのです。
このように、引き違いサッシの構造的な特徴が、特定の条件下において雨漏りの原因となってしまうのです。
あなたの家を守る!コーキングで雨漏り防止テクニック
適切なコーキングは、サッシ周辺の雨漏りを効果的に防止します。
コーキング材の役割は、サッシと壁の間の隙間を埋めることです。これが劣化すると、雨水の侵入を許してしまうことになります。
定期的な点検と、必要に応じたコーキング材の修復や交換は、雨漏りを未然に防ぐのに不可欠です。コーキング材の一般的な耐用年数は5~7年程度とされており、使用される材料のグレードや環境によって異なります。
たとえば、直接紫外線の影響を受けない場合はもう少し長持ちする可能性がありますが、紫外線に毎日晒されている南側の外壁では3~5年程度の耐用年数となることもあります。
また、建物の中では目地は外壁材よりも劣化症状が早く出てくることが一般的で、新築の場合、建ててから約10年がリフォーム時期です。
コーキング材が劣化すると、ひび割れやしわ、剥がれや破断などの症状が出始めます。これらの症状が出たらメンテナンスを検討するべきでしょう。
つまり、コーキングによるメンテナンスは、サッシからの雨漏り防止において、最も基本的かつ重要な手段の1つなのです。
台風に負けない!サッシからの雨漏り完全ガイド
台風は、強風と大雨をもたらし、家屋にとって大きな試練となる天災です。強風による雨の打ち込みで、通常時には問題ないサッシからも雨漏りが発生する可能性があるのです。
この章では、台風によるサッシからの雨漏りを効果的に防ぐ方法についてお話しします。また、あわせて緊急時に役立つ防水テープの使用方法についてもお話ししていきたいと思います。
台風対策必見!サッシからの雨漏りを防ぐ秘訣
台風がもたらす強風と横からの雨により、サッシの隙間からの水の侵入は一般的な家屋にとって大きな問題になります。通常の雨と異なり、台風に伴う風は非常に強く、異なる角度からの雨をもたらします。このため、普段は水の侵入を防ぐことができるサッシの隙間も、台風時には雨水の侵入経路になってしまうのです。
具体的な例を挙げてみましょう。プロタイムズ静岡葵店で修理に向かったご自宅の例として、台風の強風が窓ガラスやサッシの隙間を通じ、建物内部へと雨水を押し込んでしまったというケースがありました。
原因はサッシの密閉性が完全でなかったことと、長年の使用による劣化が発生していたことでした。窓のサッシを交換して対応しましたが、この施工事例以外にも多くのお客様から台風の後に「サッシから水漏れがしているんですけど…」という問い合わせが多くありました。
つまり、台風時、台風の後にはサッシからの雨漏りをとくに要チェックする必要があるということです。サッシの隙間に注意を払い、必要に応じて追加の防水対策を検討しましょう。
サッシのメンテナンスや補修を定期的に行い、劣化した部分の修復を心がけることが、台風による雨漏りのリスクを減らすためのカギとなります。
緊急時の救世主!防水テープでサッシ雨漏り対策
防水テープは、サッシの隙間やひび割れ部分に貼ることで、即座に雨水の侵入を防げるでしょう。このテープは一般に、粘着力が強く、水に強い素材で作られているため、雨漏り対策に適しています。市販の防水テープの価格は幅広く、数百円から数千円までさまざまなタイプのものがあります。
施工の難易度については、防水テープは比較的簡単に使用できる製品がほとんどです。通常、裏紙を剥がして貼るだけの作業で、特別な工具や技術は必要ありません。
ただし、効果的に雨水を遮断するためには、隙間やひび割れ部分をきれいに清掃し、乾燥させてからテープを貼ることが重要になります。
防水テープは、ホームセンターやDIYショップ、オンラインショップなどで購入できます。使用する際は、製品説明書(製品パッケージ裏面などに記載)の指示に従って適切に施工しましょう。製品によっては特殊な貼り方を指示している場合もあるため、注意が必要です。製品施工説明書に従って、貼り付けることで最適な防水効果を得られます。
また、定期的な点検と必要に応じて、新しい防水テープと交換することで、台風によるサッシからの雨漏りを防ぐことができるでしょう。
新築でも油断大敵!サッシ雨漏り対策とは?
新築住宅でも、サッシからの雨漏りは発生する可能性があります。新築だからと安心していると、思わぬトラブルに見舞われることも。新築の建物では、施工時の細かな不具合や材料の劣化が原因で雨漏りが起こることがあります。
本章では、新築住宅のサッシ雨漏り問題の原因と対処法、サッシメンテナンスの重要性についてくわしく、わかりやすくお話ししていきたいと思います。
新築のサッシ雨漏り問題:原因と対処法
新築住宅では、施工時の細かなミスや材料の品質問題が後に雨漏りの原因となることがあります。これには、不適切なシーリングの施工や、サッシ周辺の防水処理の不十分さが含まれます。
たとえば、コーキングの不十分な施工によって、サッシの隙間から雨水が侵入することがあります。また、施工後の初期段階での材料の劣化が原因で雨漏りが発生することも。コーキングの不十分な施工の例をいくつか挙げてみます。
新築のサッシが雨漏りする原因①不均一なコーキング材の適用
コーキング材が均等に適用されていない場合、一部に薄い箇所や欠けている部分が生じます。このような不均一な施工は、雨水の侵入経路を作りやすくなります。
新築のサッシが雨漏りする原因②隙間の不完全な充填
サッシと壁の間の隙間が完全にコーキング材で埋められていない場合、これが雨漏りの原因となります。適切なコーキングは、隙間をしっかりと封じることが求められます。
新築のサッシが雨漏りする原因③不適切なコーキング材の選択
サッシの材質や設置場所に適さないコーキング材を使用することも、雨漏りのリスクを高めます。使用するコーキング材は、その場所の環境条件に適合している必要があります。
新築のサッシが雨漏りする原因⑤乾燥時間の不足
コーキング材を施工した後、十分な時間をかけて乾燥させないと、その性能は十分に発揮されません。急いで作業を進めることで、コーキング材が十分に固まらず、隙間が残ることがあります。
新築のサッシが雨漏りする原因⑥下地処理の不備
コーキングを施す前の下地処理が不適切だと、コーキング材の密着性が低下します。サッシの周囲を清掃し、適切に下地処理を行うことが重要です。
新築住宅のサッシは施工後の早い段階で注意深くチェックを行い、必要に応じて迅速な修復を行うことが重要です。
新居の平穏を守る!サッシメンテナンスの重要性
新居のサッシメンテナンスは、住宅の快適性と安全性を保つために非常に重要です。
サッシは時間とともに劣化しやすい部分であり、定期的なメンテナンスを怠ると、雨漏りなどの問題が生じやすくなります。とくに新築の場合、初期の微細な不具合が後に大きなトラブルにつながることがあるのです。
たとえば、新築から数年経過した住宅で、シーリング材の劣化や隙間の発生に気づかないと、雨漏りが起こることがあります。定期的なサッシの点検とメンテナンスにより、これらの問題は未然に防ぐことができるでしょう。
新居におけるサッシの適切なメンテナンスは、家族の快適な生活環境を長期にわたって保つためにも必要不可欠なものなのです。
雨漏りのダメージからお家を守れ!火災保険活用術
雨漏りは家屋に大きなダメージを与える可能性があります。ダメージが大きいのはなにも家屋だけではありません。あなたのお財布にも大きなダメージを与えることがあります。
多くの家庭では、雨漏りの修理にかかる費用を自己負担で賄うことは経済的な負担となるでしょう。雨漏りの損害規模にもよりますが、数十万円~100万円を超える修理費用が発生することも…
ですが、台風などの天災の影響で雨漏りが発生した場合、あなたが加入している火災保険で賄える可能性があります。
この章では、サッシからの雨漏りに関連する火災保険の適用可能性と、保険を活用する方法についてお話ししていきたいと思います。
サッシ雨漏りもカバー?火災保険の知られざる真実
多くの火災保険では、サッシからの雨漏りも補償の対象となる場合があります。
火災保険の補償内容は、単に火災だけでなく、自然災害による家屋の損害もカバーする特約が付帯しているものがほとんど。これには、台風や大雨によるサッシからの雨漏りも含まれることがあります。
たとえば、台風に伴う強風や飛来物によりサッシが損傷し、それが雨漏りの原因となった場合、火災保険の適用が受けられる可能性があります。具体的には、強風によってサッシのフレームが曲がったり、飛来した枝などが窓に衝突してサッシの密閉性を損なったりした場合です。このような状況では、サッシの損傷が直接的な雨漏りの原因となり、これが火災保険によって補償されるケースが考えられるでしょう。
また、台風による極端な気圧変化や風圧でサッシの密閉部分に隙間が生じ、それが雨漏りへとつながることもあります。この場合も、自然災害による損傷として火災保険の適用を受ける可能性があります。
重要なのは、サッシや窓ガラスの損傷が自然災害によるものであることを明確にし、適切な保険申請を行うことです。
火災保険を持っている場合、サッシからの雨漏りが発生した際には、保険の適用可能性を確認することが大切です。
保険を賢く使う!雨漏り修理のための保険活用ガイド
雨漏り発生から修理までの行動が早ければ早いほど、保険金をスムーズに請求できるでしょう。保険会社によって申請手順に多少の違いはあるものの、ほとんどの場合は以下の流れで保険金請求ができます。
1.雨漏り発生の確認
最初に雨漏りを発見した場所と範囲を特定します。
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2.被害の記録
写真やビデオを使って、雨漏りの状況を詳細に記録します。
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3.保険会社への連絡
速やかに保険会社に連絡し、発生した雨漏りの状況を報告します。
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4.保険適用の確認
保険会社から、この状況での保険適用可能性を確認します。
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5.見積もりの取得
修理業者から修理に関する見積もりを取得します。
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6.保険会社への見積もり提出
取得した見積もりを保険会社に提出し、補償範囲と金額を確認します。
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7.修理の実施
保険会社との調整が完了した後、修理業者に修理を依頼します。
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8.修理完了後の報告
修理が完了したら、その状況を保険会社に報告します。
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9.保険金の受け取り
すべての手続きが完了したら、保険金を受け取ります。
火災保険は基本的に「後払い」で修理費用が支払われます。間違っても申請前に修理を済ませ、保険会社に「〇〇万円かかったので、その分を補償してください」と言っても対応してもらえませんのでご注意ください。
サッシからの雨漏りでお困りですか?プロタイムズ静岡葵・島田店にご相談ください!
サッシからの雨漏りはどこのご家庭でも起こりうるものです。
💬「屋根や外壁からの雨漏りじゃないから雑巾で拭いておけばいいでしょ」
💬「サッシなんて古くなったらDIYで直せるでしょ?」
サッシからの雨漏りは放置しておくと、窓の骨組みを腐らせてしまったり、カビなどが発生しやすくなったりと、良いことは1つもありません。まずは雨漏り診断を行い、サッシのみの修繕でいいのか?それともコーキング工事なのか?などを細かくチェックすることが重要です。
サッシからの雨漏りでお悩みならば、ぜひ「株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店」にご依頼ください。スピーディーな対応はもちろんのこと、雨漏り診断士資格を持った専門家があなたのご自宅へお伺いいたします。
台風前に気になる方、台風後にサッシからの雨漏りが気になった方、いつでも結構です。
ぜひ一度相談ください!
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