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台風などによりサッシレールから雨漏りが起きる理由
2022年08月10日(水)
こんにちは!
プロタイムズ静岡葵店です。
台風などによって激しい雨が吹き込んだ際、サッシレールから雨漏りが発生して困った、ということはないでしょうか?
今回は、サッシレールから雨漏りが起きる原因や防ぐ方法についてお伝えします。
台風などによりサッシレールから雨漏りが起きる理由
コーキングが劣化している
窓枠のサッシと外壁の隙間にはコーキング、もしくはシーリングと呼ばれる防水材が使われています。寿命は10年ほどと言われています。
経年の他にも、紫外線による劣化がすすむと、ヒビが入ったりはがれやすくなり、隙間が生じます。その隙間から雨水が漏れることになります。
ゴムパッキンが劣化している
窓のガラスとサッシのつなぎめには、ゴムパッキンが使用されています。ゴムパッキングが風雨や日光で劣化すると、隙間ができて強い雨がふると侵入してしまう原因となります。
引き違い部分から水が入ってしまう
窓の構造が引き違いの場合、左と右の窓を交差することによって、窓を開け閉めします。スムーズに開け閉めをするために、サッシ同士の間や、レールと窓の間など、わずかな隙間があります。
通常程度の雨であれば問題はありませんが、台風の強風で雨が横から降ると、引き違いの隙間から雨水が入ってきてしまうことがあるのです。
外壁にヒビ割れができている
サッシの近くや、上にある外壁にヒビ割れが入っていることも、雨漏りの原因となります。
ごく小さな穴や、見ただけでは分からないような小さなヒビでも、そこから雨水が入り込んでいきます。そして、サッシのわずかな隙間から建物の中に水が漏れてしまうのです。
窓枠と窓ガラスの隙間から水が入ってしまう
経年などの理由によって、窓枠がゆがんでしまい、窓ガラス戸の隙間ができることも、水漏れの原因となることがあります。
また窓のサッシのパーツが経年劣化によって不具合が起きて、隙間ができるケースもあります。古い窓の場合には、窓そのものの交換を視野に入れる必要があると言えます。
台風災害時にサッシレールから雨漏りを防ぐ方法
台風などの自然災害に備えて、サッシレールからの雨漏りには、日ごろから対策を講じたり、大きな被害を出さないための応急処置の方法をあらかじめ知っておきたいものです。
雨漏りを防ぐためには、どのような対策方法があるのでしょうか。具体的にみていきましょう。
シャッターや雨戸で侵入を防ぐ
サッシからの雨が入り込むことを防ぐためには、シャッターや雨戸を締めることで対策ができます。
台風の時には、ゴミや看板など飛来物によって窓ガラスが破損する危険もあります。シャッターや雨戸をしめることで、雨漏りだけでなく窓ガラスを保護することもできます。
雨戸には、防火や断熱、騒音対策、防犯などさまざまな役割があります。頻繁に雨漏りが起こるのに雨戸がないという場合には、後から取り付けをすることもできます。
雨戸には日本家屋に多い引き戸の他にも、じゃばらになっているタイプ、自動やタイマーで開け閉めができるものなど、さまざまなタイプがあります。
網戸の位置を変えてみる
引き違いの窓の隙間から雨が入り込んでくる雨漏りには、網戸の位置を変える、という対策方法もあります。引き違い窓の境目から雨漏りしてくるのは、位置が良くないことが原因の時もあります。
引き違い窓は、上から見ると2枚のサッシは少しだけ重なっている状態です。そして、内側と外側に互い違いに設置されています。
雨は重なり合っているサッシの横から入り込んできますので、外側から網戸、外側のサッシ、内側のサッシと交互になるように位置を変えてみましょう。雨が入り込むのを抑えることができます。
防水テープによる補強
雨が降りこんでくるのが、窓枠の隙間や、コーキングのひび割れによって起こる場合、台風などの応急処置として、防水テープを貼ることも有効な対策となります。
防水テープとは、アルミなど水に強い素材でできているテープで、隙間を防ぐ役割があります。ホームセンターなどで販売されています。いくつか種類があり、外壁などにも対応できるタイプがあります。
防水テープを窓枠の隙間部分やコーキングなど、雨漏りの原因の箇所に貼り付けることで、雨漏りの対処ができます。貼り付ける前には、該当箇所の水気や汚れなどをしっかり拭いて、下から貼り付けるようにしましょう。
ヒビの幅が広くテープの幅が狭いと、隙間から雨が入ってきてしまうので、広い幅のテープを選ぶようにしましょう。
さらに、室内への雨漏りが多い時には、水が入ってきている窓枠の部分に雑巾などの布やビニールを敷き詰めておくことで対処することもできます。
雑巾だけではむずかしい時には、給水シートを活用することもおすすめです。給水シートはポリマーなどを使用したもので、雑巾よりも多量の水を早く吸収してくれます。また、吸い取った水分が逆戻りしてこないという特徴もあります。
サッシのレール部分を掃除する
サッシのレール部分を掃除することも、雨漏りの対策につながります。
レールに水がたまっていたり、あふれている場合には、布などで水をふき取ったり吸い取って取り除きましょう。
レールの部分にゴミがあるとあふれてしまうことになります。台風ではさらに、雨や風によって葉っぱや泥などのゴミがたまりやすくなります。
台風が来るときには、事前に掃除機やほうきでレール部分を掃除しておくことで、雨漏りを抑える効果があります。
雨漏りが見つかったらすぐに修理依頼をしよう!
台風などの大雨や強風によって雨漏りする原因には、外壁のヒビ割れ、コーキングの劣化などの他、窓の構造などが考えられます。
まずは雨が吹き込んでくる原因を明確にして、台風が来る前に対策をしましょう。防水テープなどは、台風の時の応急処置となります。
対策を講じてもサッシから雨漏りがしたり、雨漏りの原因がコーキングなど、自力で解決できない場合には、なるべく早めに専門業者に修理を依頼するようにしましょう。
自分では原因がどこか分からないという場合にも、業者に相談をして、原因を突き止めてもらうようにしましょう。建物内部への雨漏りをそのままにしておくと、室内が水浸しになってしまい、建物への大きなダメージにつながってしまいます。
また自力だけで修理をしても、適切な修理や交換ができずさらに被害が大きくなる可能性もありますので、修理は専門業者に依頼することがとても大切です。
サッシレールからの雨漏にはしっかり対策をとろう
台風などの自然災害のときに、サッシから水漏れをしてしまうと、室内が水浸しになり、大きな被害になります。サッシからの水漏れが発生するのは、さまざまな原因が考えられます。
まずは雨水が漏れてくる原因を突き止めることが大切です。その上で、対策をしっかりと講じるようにしましょう。自力での予防がむつかしかったり、原因が分からない場合には早めに専門の業者に依頼をすることがおすすめです。
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