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「外壁の汚れ」と掃除をする時の注意点・手順について

プロタイムズ静岡葵店 ㈱あおば工房の服部です。

今回は、外壁の汚れとメンテナンス(掃除)についてご紹介いたします。

 

■「都市型汚れ」

外壁の汚れの多くは、「都市型汚れ」と呼ばれる汚れです。都市型汚れとは、シーリング材から溶け出した油が、雨天のときなどに外壁に広がり、その油の上に塵や埃、炭素などが付着して発生する汚れのことです。窓や排気口まわりなどの黒ずみは、都市型汚れである可能性が高く、雨によって流されにくい汚れといえます。

 

<油汚れは疎水性(水と結びつきにくい性質・水を弾く性質)をもつ塗料に付着しやすい>

油汚れは、疎水性をもつ物質に吸着しようとする性質があります。そのため、疎水性の塗料とよく馴染み、外壁に黒ずみなどを付着させます。つまり、疎水性をもつ塗料が使われている外壁は、「大気中の油分などを吸着しやすい」「その汚れは雨によって流されにくい」状態となっているのです。

 

※近年、「疎水性」とは反対の「親水性(水と馴染む性質)」の機能をもつ塗料が登場しています。親水性の塗料を使用した場合は、外壁と油汚れの間に水が入ることによって、油を浮かせ、汚れが落ちやすい状態をつくります。「親水性をもつ塗料」につきましては、下記のブログ記事をご覧ください。

・2022/2/17「長期にわたって美観を保つ」ことに期待が持てる「低汚染塗料」のメリット

・2022/1/30「低汚染塗料」で塗っても発生する 雨筋汚染

 

■胞子による汚れ

苔、藻、カビなどは養分のある外壁に胞子がついて繁殖します。日当たりが悪く、湿気の停滞しやすい箇所にはこのような汚れが繁殖しやすくなります。

 

<苔、藻、カビなどは塗料の経年劣化によって繁殖しやすくなる>

経年劣化によって、塗料の防水機能や防汚機能が失われると、外壁に汚れがつきやすい状態になります。汚れが付くと、そこに胞子が付き苔や藻、カビなどの繁殖につながります。

 

■サイディング・モルタルなどの外壁を掃除するタイミングと頻度

外壁の掃除は汚れが目立ちはじめた時に始め、その後は年に1〜2回程度実施することをおすすめします。基本的には水洗いです。

 

■安全に行うための注意点

・ブラシを使用する場合は柔らかいものを選ぶ

ブラシで強く擦ってしまうと塗膜が剥がれてしまいます。柔らかいブラシ(洗車用など)、またはモップを使用してください。塗膜を傷つける可能性のある研磨剤入りの洗剤(クレンザーなど)は使用できません。

・洗剤を使う時はゴム手袋を着用する

中性洗剤やカビ取り用の洗剤を使用する場合は、ゴム手袋などを着用して作業を行ないましょう。

・開口部から室内に水が入る可能性がある

サッシの隙間、換気口、換気扇、ルーバー窓など、開口部から室内に水が入る可能性があります。

・近隣の家への水の飛散

掃除の前に近隣に声をかけ、トラブルにならないよう配慮して作業にとりかかるようにしましょう。

・作業しにくい箇所は無理に掃除しない

ハシゴや脚立を使って高所の掃除をする場合十分に注意して行い、作業のしにくい箇所は無理に掃除しないようにしてください。できるだけ作業は2人以上で行なってください。

・風の無い晴天の日に行う

掃除後は自然乾燥します。ホコリや塵が付着しないように、風があまり無い晴れた日に行いましょう。

 

■外壁掃除の手順

1.塵や埃などを水洗いで落とす

上の階から下へゆっくりと、ホースで壁に水をかけてホコリなど表面の汚れをある程度洗い流します。

2.中性洗剤を使用する場合は洗剤が残らないように注意する

水洗いで落ちにくいしつこい汚れは、ぬるま湯で10倍~20倍程に薄めた中性洗剤を使用します。ただし、外壁に洗剤が残ってしまうと劣化の原因になります。洗剤をしっかりと洗い流してください。

3.シーリング部分は雑巾で優しく拭きとる

シーリング材に直接水を当てると、シーリングのひび割れにつながる可能性があります。この部分の汚れは、雑巾で優しく拭き取るようにしましょう。

4.自然乾燥

5.その後のメンテナンス

ホースでの水洗いを年に1~2回行うようにしましょう。

 

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