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「ガルバリウム鋼板」の特徴とメンテナンス方法

プロタムズ静岡葵店 ㈱あおば工房の後藤です。

今回は外壁・屋根に使用される金属素材「ガルバリウム鋼板」の特徴とメンテナンス方法についてご紹介いたします。

 

■ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカで開発された金属素材です。

現在ではポピュラーとなり、多くの建材メーカーが屋根材や外壁材などに採用し、様々な種類のものが販売されています。

金属鋼板を亜鉛でめっきした「トタン」に対し、金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでめっきしたものを「ガルバリウム鋼板」と言います。

「アルミ亜鉛合金めっき鋼板」とも呼ばれます。

「屋根の重ね葺き(カバー工法)」や「外壁の重ね張り(カバー工法)」など、屋根や外壁のリフォームにも、よく使用されています。

 

■費用

屋根材か外壁材か、また、製品によって大きく異なります。

他の屋根材や外壁材と同程度の価格帯の製品もあれば、機能性の高い高額な製品もあります。

 

■メリット

①耐用年数(耐久年数)が長い。

トタンの数倍、また、窯業系サイディングよりも長い傾向にあります。

※耐用年数は製品によって異なります。製品パンフレットやホームページなどでご確認ください。

※製品によって、また周辺環境などによっても異なりますが、塗装メンテナンスの目安は、10~15年です。

 

②錆びに強い

トタンやアルミなどの金属素材の建材に比べて、断然錆びにくい建材といえます。

※まったく発生しないというわけではありません。

 

③耐震性が高い

軽量のため、耐震性に優れています。

 

④独特の雰囲気のクールで都会的な外観を演出できる

外壁や屋根に、シンプルでシャープな印象のこの素材を採用することによって、スタイリッシュな外観を演出することができます。

 

■デメリット

①錆びが発生する

過度にサビの発生を心配する必要はありませんが、サビが発生しやすい環境(沿岸地域や工場地帯など)にある場合は、十分に留意する必要があります。

 

②凹みやすい(製品によって、その程度に差があります)

「薄い」あるいは「平らな部分の面積が広い形状」の製品は、「ボールが強くあたる」「家具をぶつける」などの衝撃に弱く、凹んでしまうことがあります。

「厚みがある」「フラットではない波型など形状」のものは凹みにくいデザインといえます。

 

③デザインのバリエーションが少ない

多くの住宅で採用されている外壁材「窯業系サイディング」と比べると、選べるデザインのバリエーションの幅は狭くなります。

 

④素材自体の「断熱性」「遮音性」は低い

「ガルバリウム鋼板」という金属素材自体は、断熱性・遮音性は低い傾向にあります。

近年は技術の進歩により、断熱性・遮音性が大幅に改善されたものが数多く見受けられます。

※建設時に別の方法で、断熱性や遮音性をカバーすることも可能です。

※製品、また建て方によっても、断熱性や遮音性の程度は違います。事前に、「断熱性や遮音性に問題ないか」を施工業者に確認をしておくと安心です。

 

■「ガルバリウム鋼板」の建材に必要なメンテナンス

①定期的なメンテナンスが必要

ガルバリウム鋼板の屋根材、外壁材は、少しずつ劣化が進行し、防水性などの性能を維持できなくなっていきます。

建材を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要です。

特に、赤錆び、白錆びなどの劣化症状には注意が必要です。部分的な錆びを放置すると、大きく広がり、その錆びの進行によって建材は著しく劣化します。建材に穴があいた場合、建物の内部に雨水が浸入し、カビ、シロアリなどの発生の原因となります。また、雨漏りによって躯体が腐食し、建物自体の寿命早まる可能性があります。

 

②定期的な洗浄

できるだけ長く建材の性能を保つためには、「定期的な洗浄」を行うのが効果的です。汚れや藻が溜まると、そこに雨水が長く留まるため、錆びが発生しやすくなります。特に、雨があたりにくい場所には汚れが溜まりやすくなります。定期的な洗浄によって汚れや藻を取り除くことをおすすめします。

※屋根にのぼる、あるいは脚立を使用して高所で作業をするのは非常に危険です。地面から届かない範囲の洗浄は業者に依頼するようにしましょう。

 

③ご自身で洗浄をする方法

やわらかい布やスポンジなどで軽くこすり、流水で洗い流します。

落ちにくい汚れや藻などが付着している場合は、専用の洗剤、または食器用の中性洗剤などを使用してください。

※スチーム洗浄はしないでください。また、高圧洗浄機の使用も避けてください。高圧洗浄機は、当て方によっては、建材を傷つけてしまう可能性があり、その傷が錆びの原因となります。

※軽くこすって落ちない場合は、業者に依頼をしてください。強くこすると、ガルバリウム鋼板の建材を傷つけてしまう可能性があります

 

④定期的な塗装メンテナンス

前述の通り、塗装によるメンテナンスの周期の目安は、10~15年です。

しかし、屋根材、外壁材、製品、建物周辺の環境などによって、メンテナンス周期は異なります。それぞれの建物の塗装メンテナンスの時期は、建材にみられる劣化症状で判断しましょう。

 

<塗装メンテナンスの時期の目安となる劣化症状>

・色褪せ・チョーキング現象(触ると粉状のものが付着する状態)

・無数のキズ

・赤錆び・白錆びの発生

 

※「屋根」「外壁の高所」などの劣化の状態を確認したい場合などは、業者に依頼しましょう。劣化の状態は無料でみてもらえるケースも多いので、現在の状態を把握し、塗装の時期を見極めるのに役立ちます。

※ガルバリウム鋼板の塗装の際は、錆びの発生を防ぎ、進行を抑制する効果のある「サビ止め塗料」を選ぶことをおすすめします。

※シーリングが使用されている外壁の場合、シーリングにも様々な劣化症状があらわれます。外壁の塗装メンテナンスの際は、シーリング補修も検討する必要があります。

 

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