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【保存版】静岡市の外壁塗装の費用相場を徹底解説!

皆様こんにちは。

外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
https://protimes-aoi.com/

代表取締役の後藤です。

静岡市では、リフォームへの関心が高まっており、「周りがやっているみたいで気になる」「費用の相場がわからなくて不安」といったお問い合わせが増えています。特に築15年を超えた戸建てでは、外壁にヘアクラック(細かなひび割れ)が現れ始めるなど、メンテナンスが必要な状態になっているはずです。

しかし、見積もりの金額が妥当なのか判断しにくいと感じたり、塗料の種類や相場が複雑で分かりづらいと感じる方は少なくありません。

この記事では、静岡市の外壁塗装費用の相場や内訳、塗料の違い、見積もり時に気をつけたいポイントまで、初めてでもわかりやすく解説しています。

 

外壁塗装にかかる費用の全体像

外壁塗装を考え始めたとき、多くの人が最初に気になるのは、全体でどれくらいの費用が必要なのかという点ではないでしょうか。

そこでここでは、外壁塗装に必要な費用の内訳や、全国的なおおよその相場、そして費用を知るうえで重要な塗装面積についてわかりやすくご紹介します。

 

外壁塗装の費用項目とは?

外壁塗装にかかる費用は、ひとつひとつの作業工程に分かれて発生します。主な内訳は、足場の設置、高圧洗浄や養生、塗装作業、塗料代などです。

塗料の品質によって材料費が大きく変わるため、同じ建物でも、使用する塗料次第で費用に差が出てきます。

 

構成比の内訳は以下の通りです:

足場設置費
約15~20%
洗浄・養生・補修費
約10%
塗装作業費
約50%
使用塗料費
約20%

合計費用の平均値(全国)

全国的なデータを見ると、30坪前後の一般的な住宅で外壁塗装を行なった場合、約80万円から150万円程度がひとつの目安となります。

選ぶ塗料の種類やグレードによって費用は異なるため、金額だけでなく塗装の品質や長持ちするかどうか合わせて検討することが大切です。

 

費用を知るには塗装面積の把握がカギ

外壁塗装の費用をより正確に知るためには、坪数ではなく塗装面積を知る必要があります。

一般的には、建物の延床面積に1.2をかけた数値が外壁面積の目安とされており、延床面積が100㎡なら、およそ120㎡が塗装面積です。

ただし、この方法はあくまで参考値であり、実際には建物の形や高さ、窓や玄関まわりの造りで必要な塗装面積が増減します。

 

静岡市での外壁塗装相場の目安

外壁塗装にかかる費用は建物の広さによって大きく異なるため、自宅にどのくらいの金額が必要なのかはっきりとは分からないものです。

静岡市の住宅事情を踏まえ、一般的な延床面積を基準に塗装面積を割り出し、具体的な費用の目安を試算していきます。

 

静岡市の相場

参考| e-Stat  政府統計の総合窓口

静岡市にある一般的な戸建て住宅の平均延床面積は約126.87㎡(およそ40坪)といわれています。外壁塗装に必要な塗装面積は、延床面積におおよそ1.2倍をかけることで求められます。

この計算式に当てはめると、塗装面積は約152㎡となります。これをベースに、実際の塗料単価や足場費用などを加味していくことで、総額の目安が見えてきます。

 

シリコン塗料を使用した場合の費用相場

シリコン塗料は、コストと耐久性のバランスが良く、多くの家庭で選ばれているグレードで、単価は1㎡あたりおよそ2,000円から3,000円で、耐用年数は10年から15年が目安です。

152.24㎡の塗装面積にこの単価を当てはめると、塗料代だけで約30万円から45万円程度になります。

総額で考えると、おおよそ110万円から140万円程度が相場です。

シリコン塗料を使用した場合
費用の目安(総額110万円から140万円)
シリコン塗料代(2,000~3,000円/㎡)
約30~45万円
足場設置費
約15~20万円
洗浄・養生等の準備費用
約10万円
下塗り材料費(1100円/㎡)
約16.7万円
その他費用
(現場管理・人件費等)
約40~50万円

なお、より高い耐久性を持つフッ素塗料や無機塗料は、単価がそれぞれ3,500~4,500円/㎡、4,500~5,500円/㎡とやや高額になるため、塗料代だけで50万円台後半から80万円台になります。

これに諸費用を加えた場合、総額はフッ素塗料で約130万~160万円前後、無機塗料では約145万~175万円前後が相場の目安です。

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見積もりでチェックすべき項目とその単価

見積書を手にしたとき、金額の妥当性に確信が持てなかったり、記載された項目の意味がわからないことがあるはずです。外壁塗装の見積もりには専門用語が含まれていて、初めての方にとっては判断が難しい部分が多いでしょう。

ここでは、見積書でよく見かける主要な項目とその単価の目安、そしてチェック時の注意点についてわかりやすく解説します。

 

よくある見積もり項目

外壁塗装の見積書には、いくつかの基本的な費用項目が記載されているのが一般的です。

それぞれの内容と単価の目安を把握しておくと、見積もり金額に納得しやすくなります。

足場仮設費用
建物の外周に足場を設置するための費用。安全に作業を進めるために必須
1,000〜1,300円/㎡
補足| 作業効率と安全性を確保するために欠かせない

高圧洗浄費用
塗装前に外壁の汚れやカビを除去する作業。下地処理の一環
200〜300円/㎡
補足| 塗料の密着性を高めるために重要な工程

養生費
窓や玄関などを塗料の飛散から守るための養生作業
300〜500円/㎡
補足| 塗装の仕上がりに大きく関わる作業

塗装作業費(3工程)
下塗り・中塗り・上塗りの3工程の塗装費用。使用塗料によって価格差が生じる
1,000〜5,500円/㎡
補足| 塗膜の性能と仕上がりに直結する工程で、選ぶ塗料が重要

これらの単価を参考に、見積もり内容に大きな差がないか確認してください。

 

一式表記に注意

見積書を確認する際に特に注意しておきたいのが、「一式」という表記です。

一見シンプルでわかりやすく見えますが、実は作業内容や範囲が曖昧になりやすく、どの塗料を使い、どの工程が含まれているのかが不明確なままになってしまいます。

納得のいく工事を進めるためには、材料費と作業費を分けた明細で出してもらい、単価や数量が明示されているかをチェックしましょう。

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塗料の種類と価格比較

外壁塗装で使用する塗料にはさまざまな種類があり、それぞれ価格や耐久性が異なります。

安価な塗料を選べば初期費用は抑えられますが、耐用年数が短ければ結果として塗り替え回数が増えて、結局総費用がかさんでしまうかもしれません。

ここでは、主な塗料の種類ごとの特徴と価格帯、そして選ぶ際のポイントについてわかりやすく紹介します。

 

主な塗料と価格(単価/㎡)

塗料は種類によって価格や寿命が大きく異なります。選び方を間違えると、数年ごとに塗り直さなければなりません。

塗料の種類
単価(円/㎡)
耐用年数
主な特徴

アクリル系
1,000~1,800
5~7年
価格が安く、短期間の使用向き
ウレタン系
1,800~2,300
7~10年
密着性に優れ、コスト重視に適する
シリコン系
2,000~3,000
10~15年
耐久性と価格のバランスが良い
フッ素系
3,500~4,500
15~20年
高耐久・紫外線に強く長持ち
無機系
4,500~5,500
20年以上
一番長持ちし、防汚性・不燃性に優れる

アクリル塗料は最も安価な塗料で、単価はおよそ1,000円~1,800円/㎡程度です。耐用年数は5~7年と短めですが、発色が良く、塗り替え頻度を気にしない方には向いています。
短期間で建て替えを予定している住宅や、外観の印象をこまめに変えたい場合にはお勧めです。

ウレタン塗料は、アクリルよりやや耐久性が高く、価格は1,800円~2,300円/㎡程度です。
耐用年数は7~10年で、柔らかく密着性に優れているため、細かい部位への塗装に適しています。コストを抑えつつ、ある程度の耐久性を求めたい方に選ばれる塗料です。

現在最も選ばれている塗料がシリコン系で、価格は2,000円~3,000円/㎡、耐用年数は10~15年程度です。
コストと耐久性のバランスが良く、迷ったときに安心して選べる中堅グレードの塗料として人気があります。一般住宅での採用率が非常に高いのが特徴です。

フッ素塗料は、単価が3,500円~4,500円/㎡とやや高めですが、耐用年数は15~20年と長持ちします。
紫外線や雨風に強いため、外壁をきれいにキープしたい方に適しており、高層建築やメンテナンスのしにくい場所に使われることが多いです。

無機塗料は、非常に高い耐久性を誇る高機能塗料です。価格は4,500円~5,500円/㎡と高額ですが、耐用年数は20年以上と非常に長く、メンテナンスの頻度を減らせます。
初期費用をかけてでも、将来の塗り替え回数を抑えたい方におすすめです。

 

塗料を検討する際のポイント

塗料の選び方は価格だけでは判断できず、安ければよい、高ければ安心とは限りません。

予算やライフプラン、建物の環境条件によって、適した塗料は変わります。

初期費用重視 vs ランニングコスト重視
短期的な費用を抑えたいのか、それとも長期的に見てお得にしたいのか、このバランスが塗料選びのカギです。
たとえば10年後も住み続ける予定なら、やや高額でも耐久性のある塗料を選ぶ方が結果的に出費を抑えられます。
紫外線の強さや湿気など静岡市の気候も考慮
静岡市は日差しが強く、夏には湿度が高くなります。このような環境では、紫外線による色あせや、カビ・藻の発生に対する塗料の耐久性が重要です。
立地や家の向きによって劣化の進み方は異なりますので、地域の気候に合った塗料を提案してくれる専門会社に相談しましょう。

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外壁塗装の費用を抑えるための具体的な方法

外壁塗装は高額だからこそ、予算内で納得できる工事を求める方が多いです。

ここでは、品質を落とさずに費用を調整するための実践的な方法をご紹介します。

 

補助金制度の活用

2025年6月現在、静岡市・静岡県には遮熱・断熱塗料を単独で助成する制度はありませんが、外壁や屋根の断熱改修として申請すれば、省エネリフォーム補助の対象に含められる可能性があります。

制度の内容は年度によって変わるため、最新の募集要項を自治体のホームページなどで確認しましょう。

また、補助金は工事前に申請することが原則です。工事後では原則として対象外になるので、まずは事前相談を行ない、申請のタイミングを逃さないよう注意しましょう。

 

塗料のグレード調整

塗料の種類を見直すことで、費用を調整することができます。高耐久の塗料は長く持つためお得に見えますが、すべての面に使用する必要はありません。

たとえば、目立ちやすい正面や日当たりの強い面には高グレードの塗料を、他の部分にはコストを抑えた塗料を使うことで、見た目の統一感を保ちながら費用を抑えられます。

 

施工範囲の見直し

外壁の劣化が全体に及んでいない場合は、状態が悪くなっている箇所だけを優先的に施工するという方法があります。

また、雨どいや破風、軒天などの付帯部分については、塗装を必要最小限にすることで全体のコストダウンにつながるでしょう。ただし、施工範囲を狭める場合は、次回のメンテナンス時期が早まることを考慮し、塗装会社とよく相談して進めてください。

 

工事時期を工夫する

外壁塗装には「繁忙期」と「閑散期」があり、工事の時期によって費用やサービス内容に差があります。春や秋は依頼が殺到しやすいシーズンです。早期契約キャンペーンや季節限定の割引が増えるので、しっかり活用しましょう。

こうしたタイミングを狙って相談すると、同じ工事内容でもお得に契約できます。

 

複数社から相見積もりを取る

費用を適正に判断するうえで、複数の会社から見積もりを取る相見積もりは非常に有効です。同じ条件で見積もりを依頼すると、価格や内容にどの程度の差があるのかが明確になります。

極端に安い場合や「一式」表記が多い場合は注意が必要ですが、見比べることで信頼できる会社を見極めやすくなるでしょう。

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適正価格で安心! 信頼できる会社の見極め方

見積もりを比較していると、価格差や内容の違いに戸惑うかもしれません。

外壁塗装は頻繁に行なうものではないからこそ、信頼できる会社を選びたいと思うのは当然です。安さだけにとらわれず、施工の質やサポート体制も含めて総合的に判断するようにしましょう。

 

見積もりが細かく明瞭

良心的な会社の見積書は、作業内容や数量、使用する塗料の種類まで明確に記載されています。

「一式」などの曖昧な表現が多い場合は、内容が不透明なまま契約に進んでしまうリスクがあるため、注意が必要です。

 

地域での施工実績が豊富

地元に根ざした会社だと、近隣での工事実績が多く、口コミや紹介を通じた評価が確認しやすいです。

静岡市や近隣エリアでの施工事例が多い会社であれば、地域特有の気候や住宅事情に精通しており、安心して依頼できます。

 

塗料や工法の説明が丁寧

見積もりやプランの説明時に、専門用語を使わず分かりやすく説明してくれるかどうかは重要なポイントです。

塗料の特徴や施工手順をきちんと伝える会社は、顧客との信頼構築に力を入れています。

こちらの質問に真摯に対応してくれるかどうかを確認しましょう。

 

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ここまで、静岡市における外壁塗装の費用相場や塗料の種類、見積もり時の注意点、そして費用を抑える工夫まで、外壁塗装を検討する際に知っておきたい情報を幅広くご紹介してきました。

大切な住まいを長く守るためには、適正な価格と信頼できる会社を見極めましょう。

株式会社あおば工房(プロタイムズ静岡葵店・島田店)では、外装劣化診断士が在籍し、写真付きの診断報告書と見積もりをもとに、お客様に分かりやすく丁寧にご説明しています。塗料の選び方はもちろん、カラー提案や工事後のアフターフォローまでトータルでサポートいたします。

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