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アパートやマンションの防水工事について|防水工事の必要性
2024年04月24日(水)
静岡市、島田市の皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
代表取締役の後藤です。
アパートやマンションは、定期的に防水工事を行うことで性能を維持できる建物です。もしこの工事を怠ってしまった場合、住民からのクレームにつながってしまうことでしょう。しっかりとメンテナンスをすることで、住民の生活に不利益が発生しないように心がけるようにすべきです。
今回の記事では「アパートやマンションの防水工事の必要性」についてご紹介します。
防水工事はなぜ必要?
アパートやマンションは、防水工事によって建物の価値が確保されています。適切な時期がきたら、定期的に防水工事をすることをおすすめします。
では、なぜ防水工事をしなければならないかをご紹介しましょう。
雨漏りが発生する
防水工事を怠ってしまうと、アパートやマンションは雨漏りを発生するようになってしまいます。陸屋根の防水やバルコニーの防水が劣化していくと、最上階から1階までの全ての階層で雨漏りが発生する可能性があるのです。
これは、居室だけに発生する問題ではありません。共用部分で雨漏りが発生する可能性もあるので、雨漏りが発生した階層や、そこを経由する住民からは不満の声が届いてしまうでしょう。
構造躯体が劣化する
防水工事せずに雨漏りが発生すると、構造躯体に水が入ってしまいます。そのため、建物の価値が大きく影響を受けてしまうのです。ちょっとした雨漏りだったとしても、決して油断できない状況だということを覚えておきましょう。
例えば、木造アパートの場合、構造躯体に水が入ってしまうと「柱が腐ってしまう」という状況が発生します。その結果、以下のようなトラブルが発生してしまうのです。
- 室内の雨漏り
- 耐震性の低下
- カビの繁殖
- シロアリ発生
- 地盤沈下
これらは全て、居住者の不利益となります。そして、確実にトラブルの原因となるため、問題が重症化する前に対処しておかなければならないのです。
鉄筋コンクリート造のマンションの場合、シロアリ被害はありませんが、他のトラブルは同様に発生するリスクがあるでしょう。
バルコニーが崩壊する
防水工事をしなかったからといって、すぐに問題が表面化するというわけではありません。しかし、何年もの期間メンテナンスをせずに放置し続けた結果、構造躯体が脆くなっていくことで、バルコニー部分が崩壊してしまう恐れがあることを覚えておきましょう。
これは大袈裟なことではなく、防水不良によって雨がコンクリートなどの中を通過し続けることで、骨となる鉄筋もコンクリート部分も脆くなってしまうのです。特に、バルコニー部分は防水膜によってカバーされていなければ、雨が染み込みやすいコンクリートなので、確実に被害が進んでしまうのです。
アパートやマンションで必要な修繕工事の種類
アパートやマンションは、定期的にメンテナンスして行かなければなりません。これを怠れば、建物はどんどん劣化していくのです。
では、どんな工事があるかを簡単にみていきましょう。
補修工事
外壁のひび割れの補修や、階段の滑り止めの設置、駐車場部分の草刈りなど、建物の快適性や機能の維持には、しっかりと補修をしていかなければなりません。
シーリング工事
建物の各所に施行されているシーリングは、経年劣化によってひび割れや黒カビの発生が確認できるようになります。これらが進行すると、雨が入り込む原因になってしまうので、定期的にシーリングの打ち替えが必要です。
塗装工事
外壁塗装や屋根塗装は、塗料の耐用年数がすぎる前に対処しなければならないメンテナンスです。また、鉄部の塗装も重要で、サビが発生してしまうと劣化が一気に進んでしまうでしょう。
防水工事
雨漏り対策のためにも、確実に施工しなけれならない工事が防水工事です。陸屋根物件であれば屋根の防水も確実に施工しましょう。建物によっては、使用できる防水方法に違いが出てくるので、予算に合わせて施工業者と相談が必要です。
修繕工事の役割について
防水工事を含む修繕工事全般の役割についても、理解しておく必要があります。これは、決して建築業者が利益を得るためだけに必要な内容ではないのです。全ては「建物のオーナーになった責任」であるということをしっかりと覚えておいてください。
建物の長寿命化
アパートやマンションは、居住者が部屋を借りることで利益が発生するため、少しでも長い時間快適に生活できる環境を提供しなければなりません。そのためには、定期的に修繕工事を行い、建物の機能を維持し続けなければならないのです。
もし、何もメンテナンスしなかった場合、どんな建物でも20年前後で多くのトラブルが発生してしまうでしょう。雨漏りやクロスの剥がれ、カビの発生など多くのトラブルが表面化してしまい、建物の価値がどんどん失われていくのです。
このようなことにならないためにも、定期的に修繕工事をして、建物の寿命を引き延ばしていくという措置が必要になるわけです。
美観維持と居住性向上
居住者は、自分が住む建物の価値を大事に考えています。それには「見た目」も含まれていることを覚えておいてください。ボロボロのお化け屋敷状態の建物よりも、少しでも高級感がある建物の方が魅力的に映るものです。
また、適切にメンテナンスされている建物は居住性も上がります。雑草が生え放題で、ドアには隙間ができてしまい、サッシも歪んでいるような状況では、決して快適とは言えません。
しっかりとメンテナンスを繰り返し、住みやすい建物だからこそ居住者はそこに居着くということを忘れないでください。
資産価値の持続
今所有しているアパートやマンションというのは、いつまでも持ち続けることもできれば、途中で手放して資金化することもできる「資産」です。その価値は、どれだけ手をかけて美観を維持しているか、トラブルを解消できているかなどが重要になってきます。
もちろん、路線価で土地の価値は変わってきますが、建物の価値に関しては、築年数ばかりが重要になるわけではありません。
- 居住者が住みやすい状態か
- 最新設備の導入ができているか
- 快適性につながるメンテナンスがされているか
他にも多くの要素が重要視されるのです。そのため、修繕工事を適切に行うことで、オーナー自身にもメリットがあることを忘れないでください。
また、居住者もその建物に住んでいることに快適性や喜びを感じるものです。ユーザーファーストな対応ができていれば、空室ゼロの期間が長くなるでしょう。
アパートやマンションの修繕工事を成功させるには
アパートやマンションは、オーナーの独断により修繕工事できるわけではありません。なぜなら、そこには居住者の生活があるからです。自分勝手な判断で全てが進められるわけではないことを覚えておきましょう。
では、アパートやマンションの修繕工事を成功させるポイントについて考えてみましょう。
修繕工事を行う時期を考える
定期的に修繕工事すべきではありますが、あまりにも高頻度で行われると居住者も落ち着きません。一般的には10〜15年ごとに行うべきと考えられています。
見た目には特に問題がないという場合でも、建物調査を行うことで問題が発覚することもあり、工事をしなかった場合でも定期検査は行うべきです。そして、問題が小さなうちに細かな補修工事は行い、大規模修繕が必要になった場合にも、負担が少なく住む状態を維持するようにしましょう。
費用を確保する
細かな補修工事であれば、工事費用も少なく済みます。しかし、全面的な修繕が必要になった場合、高額な修繕費用が発生してしまうのです。この費用がしっかりと捻出できるように準備しておく必要があります。
一時金を徴収するというような場合、住民からの不満の声が上がることも少なくありません。修繕積立で対処できるように心がけましょう。
居住者との協力体制
その建物で生活するのは、基本的に「居住者」です。そのため、工事で不便を被るのも居住者ということになります。普段から良い関係を保っておくことで、修繕工事で不便をかけることに対する理解を得られる状態は非常に重要です。
工事説明会などでも、協力体制が得られるような状態であれば、問題なく工事が進むはずです。
アパートやマンションの防水工事はあおば工房にご相談ください!
アパートやマンションは、適切に防水工事を施すことで建物の価値を急激に低下させずに済みます。そして、防水工事は外壁塗装や屋根塗装と同じ部類の工事になってくるため、弊社にも多くのご依頼をいただいています。
静岡県でアパートやマンションの防水工事をお考えの際は、ぜひ一度プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店/株式会社あおば工房までご相談ください。
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