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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
住宅外壁の劣化症状“ガルバリウム合板の錆び”
2023年08月11日(金)
プロタイムズ静岡葵店 株式会社あおば工房の後藤です。
今回は、住宅外壁の劣化症状“ガルバリウム合板の錆び“についてご紹介いたします。
■ガルバリウム合板とは
ガルバリウム合板は、鋼鉄の表面に亜鉛とアルミニウムの合金などをめっきした軽量な建材です。通常の鋼材よりも耐食性に優れ、外壁などに広く使用されています。
■ガルバリウム合板の錆びの主な劣化症状
・白錆(ホワイトラスト)
表面に白色の粉末状の物質が付着する現象です。これは、亜鉛が酸化してできるものであり、一般的には外観上の問題であり、鉄部分の劣化を伴いません。湿度の高い環境や塩害の影響を受けやすい地域で発生しやすいです。
・鉄錆(レッドラスト)
ガルバリウム合板の表面に亜鉛めっきの劣化や損傷が生じ、鉄鋼部分が露出した状態です。この鉄部分が錆びることで、合板の外観や機能に影響を及ぼします。亜鉛めっきの不均一な劣化、傷ついた部分の周辺で発生しやすいです。
・めっきの剥がれ
亜鉛めっきが剥がれることで、裸の鉄鋼部分が露出し、錆びやすくなります。この剥がれが発生する原因としては、物理的な損傷や外力、劣化によるめっきの剥がれが考えられます。
■ガルバリウム合板のメンテナンス
・定期的な洗浄
表面の汚れや塩分を定期的に洗浄して、亜鉛めっきを保護します。中性洗剤を使用し、優しく洗浄してください。
・塗装
ガルバリウム合板には塗装することで、耐久性を向上させることができます。適切な塗料を使用し、定期的な塗り替えを行うことで、劣化を防ぐことができます。
・保護コーティング
錆びを防ぐための専用の保護コーティングを施すことも一つの方法です。これにより、外部の環境からガルバリウム合板を保護することができます。
・損傷箇所の修復
ガルバリウム合板に傷や剥がれがある場合は、早めに修復することが重要です。傷ついた部分を適切に処理し、必要に応じてめっきを再施工することで、劣化を進行させないようにします。
環境や気候条件によっては、ガルバリウム合板の錆びが発生する可能性があるため、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、建材の寿命を延ばし、外観や機能を維持することができます。
【参考】2022年4月14日ブログ記事:「ガルバリウム鋼板」の特徴とメンテナンス方法
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