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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
【外装劣化診断士&雨漏り診断士監修】プロがあなただけにコッソリ教える漏水の見つけ方
2024年02月23日(金)
静岡市、島田市の皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
代表取締役の後藤です。
大切な住まいに侵入してくる「水」。その水には2種類あり、1つが「雨漏り」、そしてもう1つが「漏水」です。雨漏りは屋根や外壁の劣化によって雨水が侵入する現象です。対して漏水は住まいの内部、つまり上水道や下水道から発生します。
漏水が発生した場合、止水栓を閉め、応急処置を施したうえで専門業者に修理を依頼することが一般的な対処方法になります。間違ってもDIYで修理をしてはいけません。程度によってはDIYで修理をしたことで、より漏水の状態がひどくなることも考えられるからです。さらに漏水は漏水箇所だけでなく、住まい全体に影響を及ぼすこともあります。
今回のブログでは、株式会社あおば工房の「外装劣化診断士」と「雨漏り診断士」監修のもと、「漏水の見つけ方」や「漏水の対処方法」、「漏水が住まいに及ぼす影響」について、くわしくお話ししていきたいと思います。
何が漏水を引き起こすのか?原因と兆候の見極め
家庭での漏水の多くは、経年劣化や部品の損傷によって引き起こされます。これらの原因により、配管や設備の劣化が進み、最終的に漏水に至ることが多いのです。
この章では、漏水の一般的な原因と、その兆候をどのように見分けるかについてお話しします。
住まいで発生する漏水のおもな原因として挙げられるのは、次の3つです。
- 配管のサビや劣化
- シーリング材の劣化
- 接続部の緩み
それぞれの詳細と、これらの劣化がどのようにして漏水につながるかについて詳しくお話ししていきます。
配管のサビや劣化
配管のサビや劣化は漏水の一般的な原因です。経年劣化により、配管内部の金属が酸化し、サビが発生します。このサビは配管の構造そのものを弱くし、最終的には小さな穴や亀裂を生じさせることがあります。
配管の小さな損傷は水圧によって大きく広がり、最終的に漏水へとつながります。
シーリング材の劣化
シーリング材の劣化も漏水の一般的な原因です。経年劣化や環境要因により、シーリング材は硬化や亀裂を生じることがあります。シーリングが使われているおもな箇所は浴室やキッチン、トイレといった水回りです。
シーリング材が劣化することによって、封じ込めていた水漏れが発生してしまうのです。
接続部の緩み
経年劣化や振動により配管の接続部が緩むこともあります。これにより、水が漏れ出し、家全体に影響を及ぼす可能性があります。
緩んだ接続部はしばしば漏水の原因となり、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。
壁や床のシミ、異臭、水の音:漏水のサイン
住まいで漏水が発生した場合、その問題に気づくことができるのは、実際に室内に水漏れが発生したタイミングです。しかし、室内にまで水漏れが発生した場合は時すでに遅し、大掛かりな修理が必要というケースがほとんどです。
じつは漏水はその兆候、漏水前のサインがあることをご存じでしょうか?このサインに気づけるかどうかによって、初期対応や修理対応が容易になります。
おもなサイン、兆候は以下の3つです。
- 壁や床のシミ
- 異常な湿気やカビの発生
- 不自然な水の音や滴る音
それぞれどのような兆候を見せるのかお話ししていきたいと思います。
漏水のサイン①壁や床のシミ
壁や床のシミは、隠れた水漏れの一般的な兆候です。とくに、シミが定期的に濡れているか、その大きさが時間とともに拡大している場合は、漏水が進行している証拠です。
シミはしばしば、壁の内部や床下の配管からの微細な水漏れによって発生します。早期発見と対応が重要です。
漏水のサイン②異常な湿気やカビの発生
異常な湿気やカビは、とくに水回りのない場所で発生した場合、隠れた水漏れを示唆しています。湿気が高い環境はカビの成長を促し、これが健康に悪影響を及ぼすこともあります。
定期的なチェックと、湿気やカビの原因を突き止めることが大切です。
漏水のサイン③不自然な水の音や滴る音
不自然な水の音や滴る音は、通常聞こえない場所から聞こえる場合、漏水の警告信号です。壁の中や床下など、隠れた場所からの水の音は、配管の損傷や亀裂によるものかもしれません。
定期的に耳を澄まし、異変を感じたら速やかに専門家に相談することが重要です。
自宅で漏水をどう見つける?:DIYでできる漏水チェック方法
この章では、自宅で簡単に行える漏水チェックの方法を紹介します。専門家に依頼する前に自分でできる漏水の検出方法は、予防と早期対応の両面で非常に有効です。水道メーターチェックやトイレの染料テストなど、誰でも実施できる簡単な方法を解説します。これらの手法により、漏水の早期発見に役立ち、大きな損害を防ぐことができます。
水道メーターチェックの方法
水道メーターチェックは、家庭内に起こっている漏水の効果的な検出方法です。
まず、家中のすべての水栓を閉めます。その後、メーターの現在の数値を記録し、数時間後に再度メーターを確認します。
この間に数値に変動があれば、隠れた漏水の可能性が高いです。
とくに家を長時間空ける際には、この方法で漏水の有無を確認すると安心です。水道料金が急激に上がった場合は漏水の可能性が高いため注意が必要です。
ただし、漏水が起こっていないのにかかわらず料金が急激に上がった場合は、外の水道設備から誰かが勝手に水を使用している可能性が高いでしょう。その場合は「盗水対策」が必要になります。水道局に連絡することで、盗水防止用ハンドルを提供してもらえることもあるため、一度住んでいる地域の水道局に連絡してみるとよいでしょう。
トイレの染料テストとその効果
トイレの染料テストは、特にトイレタンクの隠れた漏水を発見するのに有効です。無色の食用色素をトイレタンクに入れ、数時間待ちます。その後、便器に色が移っている場合、トイレタンクからの漏水がある証拠となります。
タンクからの漏水の原因はボールタップが正常に作動していないことや、タンクから便器へ向かうパイプの結合部のゆるみや破損が考えられます。
このテストは、通常目に見えない小さな漏れも発見できるため、定期的なメンテナンスとしてオススメです。
※ボールタップとはトイレタンク内にあるゴム製のボールのことです。ボールが浮力によって浮き上がることでタンクへの給水がストップしますが、このボールタップが正常に作用しないと、タンクへ一定以上の水が流れてしまうことにつながります。
漏水の早期発見はなぜ重要なのか?漏水の放置はキケン!
漏水を早期に発見することは非常に重要です。なぜなら、放置された漏水は建物に深刻な損傷を与える可能性があるからです。
早期発見により、被害の拡大を防ぎ、修理費用を節約することができます。また、漏水は建物の構造に長期的な影響を与え、最悪の場合、建物の安全性にも関わる問題となり得ます。この章では、漏水の早期発見の重要性と、それによって防げるリスクについて解説します。
早期発見のための方法
漏水の早期発見には、日常的な観察と定期的な点検が不可欠です。水道メーターの確認は、特に外出前や就寝前に行うと良いでしょう。
数時間経過後にメーターを再確認し、数値の変動が見られれば漏水の可能性があります。また、配管や水回りの定期的な点検も重要です。
壁や床のシミ、異臭、不自然な湿気やカビの発生にも注意しましょう。これらのサインを見逃さず、迅速に対応することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
漏水による被害とリスク
漏水が長期間放置されると、壁や床の腐食、構造的な問題、カビの発生など、多くの問題が引き起こされます。これらの問題は、健康リスクの増加や、住環境の悪化を招きます。
特にカビの発生は、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こす可能性があります。また、構造的な問題は建物の安全性を低下させ、大規模な修理が必要になることがあります。早期発見により、これらのリスクを大幅に減少させることができます。
漏水を見つけたら何をすべき?応急処置と専門業者の選び方
漏水を発見した際の対応は、迅速かつ適切であることが重要です。漏水の程度や状況によっては、自力での対処が可能な場合もあります。しかし、専門家による修理は、問題の根本的な解決に繋がります。
この章では、どのような状況で自分で対処し、いつ専門業者に依頼するべきかについてお話ししていきたいと思います。
専門家による修理の重要性
専門業者による修理は、漏水問題を確実に解決する方法です。
プロに依頼することで、漏水の原因を深く理解し、適切な修理計画を立てることができます。
業者選びでは、信頼できる評判や過去の実績、迅速な対応を確認することが重要です。経験豊富な業者を選ぶことで、安心かつ効果的な修理を期待でき、将来的な漏水リスクを減少させます。
自分でできる応急措置
漏水を発見した際は、まず水源を遮断して被害の拡大を防ぎます。具体的には住まいの「止水栓」を締めてください。
小規模な漏水には、タオルやバケツで一時的に対処できます。この際、水漏れの範囲と濡れた場所の安全確保が重要です。
ただし、これらの措置はあくまで一時的なものであり、根本的な解決には専門家の技術が必要です。漏水の範囲や深刻度を正しく把握し、迅速に専門家に相談しましょう。
漏水が健康と財産に悪影響を及ぼす?火災保険で修理は可能?
漏水は健康と財産に多大な影響を及ぼす可能性があります。
この章では、漏水による健康へのリスクと財産への損害、さらに火災保険の適用範囲について解説します。
漏水によるカビの発生は健康に悪影響を与える可能性が高く、財産へのダメージも甚大です。また、火災保険において、漏水に関連する損害がどの程度カバーされるのかについても詳しく説明します。これにより、漏水の被害に適切に対処するための知識を深めることができるでしょう。
健康と財産への影響
漏水はカビの発生を促し、アレルギーや喘息などの呼吸器系の問題を引き起こすリスクがあります。
慢性的な漏水は壁や床の構造を弱め、修理に高額な費用がかかることがあります。さらに、水損により住宅の市場価値が低下する可能性もあります。
保険の適用と請求
火災保険が漏水による損害をカバーする場合、その適用範囲や請求プロセスを理解することが重要です。
保険によっては、漏水による内部損傷や修理費用が一部または全額補償されることがあります。
しかし、保険適用の条件は各契約によって異なります。
漏水修理にかかるコストはどれくらい?
漏水修理にかかるコストは、さまざまな要因によって異なります。おもな要因としては以下の3つが挙げられます。
- 漏水の程度
- 修理の複雑さ
- 修理業者選び
漏水の範囲や深刻度、修理に必要な材料や作業の種類などがコストに大きく影響します。また、適切な業者の選択も重要であり、その選定方法についても詳しく説明します。修理費用の見積り作成時の参考にしてみてください。
修理費用の要因
漏水修理のコストは、漏水の場所や範囲に大きく依存します。
床下や壁内などの作業が難しい場所の修理は、とくに高額になる可能性があります。
また、漏水の規模が大きく、複数の部屋に影響がある場合、修理費用はさらに増加するでしょう。壁紙クロスの修繕や床の張り替えともなると、さらに費用が追加で必要です。
特殊な技術や高価な材料を必要とする修理、緊急性の高い作業もコストを上げる要因です。業者の選定によっても、費用は大きく変わるため、複数の見積もりを取ることを推奨します。
平均的な費用範囲
漏水修理の平均的な費用は、修理の範囲や複雑さによって大きく異なります。
小規模な修理は比較的低コスト(5,000円〜20,000円)で済むことが多いですが、広範囲にわたる損傷や構造的な問題の修理にはかなりの費用がかかることがあります。
地域や業者による価格の違いも考慮し、修理の範囲と緊急性に応じた予算計画を立てることが重要です。これにより、予期せぬ高額な修理費用に直面するリスクを減らすことができます。
漏水を見つけたら株式会社あおば工房にご連絡ください!
今回のお役立ちコラムでは漏水の兆候や応急処置についてお話ししてきました。
もし漏水を見つけたら、すぐに当社株式会社あおば工房へご連絡ください。水漏れ修理のプロがあなたのご自宅にお伺いし、迅速な修理を行ないます。
大規模な修理が必要な場合もご安心ください。当社の外装劣化診断士、雨漏り診断士があなたのお住まいに発生している漏水をくまなくチェックし、最適な修理工事を提案させていただきます。
まずはお電話でご一報ください!あなたからのご相談をスタッフ一同、心よりお待ちしております!
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