静岡市、島田市の皆様こんにちは。

外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、

株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店

代表取締役の後藤です。

焼津市で外壁塗装を安くできる方法として補助金の利用を考える方もいるかもしれません。ただ、2024年7月21現在、残念ながら焼津市では外壁塗装に対する補助制度はありません。外壁塗装は費用がかかります。100万前後かかるのは一般的で、屋根塗装を加えると150万以上かかる工事です。そのため少しでも安くしたいと考えるのは当然でしょう。

また、補助金に限らず、助成金はあるのか？という疑問を浮かべる方もいるかもしれません。そもそも補助金と助成金の違いがあいまいなこともあります。そこで今回のお役立ちコラムでは、焼津市の外壁塗装に関する補助金情報をはじめ、補助金や助成金についてくわしくお話しします。

▼合わせて読みたい▼

外壁塗装の相場は？30坪でいくらかかる？

補助金と助成金の違い

補助金は事業者や個人が取り組むことを支援するためのお金です。地方自治法第232条の2では下記の通り定められています。

国や自治体には達成したい目的があります。ただ、その目的を果たすために個人の金銭的な負担も考えなければなりません。国や自治体は財政状況や政策目標を踏まえ、補助金を出して事業や個人を支援するのです。補助金というお金の支援があればしたいことをできる方もいるでしょう。たとえば外壁塗装や屋根塗装があげられます。

ただし、国や自治体もお金が無限に出るわけではなく、補助金には予算が決められているのです。補助金の予算案があり、議会で承認されて予算を割り当てる仕組みです。補助金ごとに予算の割り当ては変わります。

予算が割り当てられたあと補助金を利用したい方の募集をスタートさせるのです。補助金は申請しないともらえません。また、補助金は細かい条件が決められています。その条件を満たさないと補助金を受け取れないのです。

補助金と助成金の違いは管轄や目的や募集時期

一方の助成金ですが補助金とほとんど傾向は変わりません。共通しているのは「審査」「交付原則後払い」「返済不要な点」で共通していない部分は管轄です。補助金を管轄しているのは経済産業省や地方自治体。一方の助成金は厚生労働省と地方自治体の管轄になっています。

また、制度の目的も多少異なるのです。補助金は経済の活性化や国内産業の強化、助成金は雇用課題の解決や労働環境の改善を制度の目的としています。また、募集時期も違うのが特徴です。補助金は公募回ごとに募集という形を取り、助成金は通年という違いがあります。

不正受給はリスクしかない

補助金の不正受給はリスクしかありません。

偽り、その他不正な手段とは、補助金申請書や添付資料に嘘を書いたり偽造をしたりなどの行為が当てはまります。不正な申請を知っているのに補助金を交付した者も処罰対象です。もし不正受給と判断された場合の罰則は、5年以下の懲役か100万円以下の罰金または一度に2つを受けることになります。そのため補助金の申請では役所の関係課への確認が必要です。焼津市の場合、都市政策部建築住宅課に相談してみてください。

参照元：弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所

外壁塗装の費用

外壁塗装の価格を決定するのは主に以下の3つです。

• 塗料代：約20％
• 足場代：約20％
• 施工費：約30％

この費用について以下でくわしくお話しします。

塗料代

これらは外壁塗装でよく採用される塗料です。あくまで目安の塗料と考えておいてください。塗料はメーカーごとに費用は変わります。同じシリコン塗料でもA社とB社では耐用年数が異なる場合もあるのです。耐用年数が長ければ費用は高くなります。

耐用年数とは機能を保持できる期間の目安です。耐用年数が最低10年ならその程度の期間は、塗料としての機能性を保てます。ただ、耐用年数は環境で変わるため注意が必要です。排気ガスが多い交通量の多い道路沿いだと外壁も汚れやすくなります。海が目の前にあるなら潮風の影響を強く受けるからです。

外壁がダメージを受けにくい環境下ならメーカー設定の耐用年数通りに、機能性を保てる可能性はあります。逆に強いダメージを受ける環境下なら、耐用年数より短い年数で劣化する可能性があるのです。

他にも各塗料には機能性が付与されたものもあります。たとえば汚れ対策ができる防汚塗料や太陽の光を反射させる遮熱塗料などです。機能性が付与されたものも高額になります。ただ、基本的に耐用年数が長ければ次の外壁塗装までの期間が長くなるのです。

耐用年数が短いとその分外壁塗装の数も増えるのです。塗料自体の単価は高くても、各施工費も含めればトータルで費用を抑えられます。

足場代

外壁塗装では、1階建て2階建ての戸建てでもマンション・アパート関係なく高所作業をします。足場を組まずに外壁塗装をすると転落事故が起きかねません。職人が命を落としても不思議ではないのです。

依頼した側も自宅で落下事故があれば精神的にダメージを受けます。労働安全衛生法では、2メートル以上の高所では足場の設置を義務付けているのです。

参照：労働安全衛生規則第五百十八条

他にも足場があることで外壁塗装の品質を保てます。また、飛散防止ネットを活用できます。高圧洗浄での水や塗料が散って隣家に迷惑をかけなくて済むのです。万が一「うちは足場代が不要だから外壁塗装も安くなる」という業者がいたら注意してください。悪徳業者の可能性があります。

足場を組むには国家資格の「足場の組立て等作業主任者」の配置が必要です。塗装業者の中には足場専門業者に依頼しています。足場費用は足場材料の運搬費や組む際の施工費や解体費が必要です。普通の外壁塗装業者なら、サービスとはいえ足場代を無料にしません。

施工費

施工費は高圧洗浄や養生や下地処理などを含めた費用です。外壁塗装は新しい塗料を古い外壁に塗るわけではありません。シーリング材という外壁材と外壁材の隙間を埋める材料があります。そのシーリング材も塗料と同じく劣化するのです。

シーリング材が劣化しているなら新しく交換します。外壁に問題があるなら補修も必要です。ヒビ割れがあればシーリング材で隙間を埋めます。金属部分にサビが発生していると除去も必要です。

また、塗装前の前工程で高圧洗浄により汚れを落とします。汚れがあると新しい塗料を塗っても密着しないからです。高圧洗浄をするなら水の飛沫もあります。隣家に散ればクレームにつながりかねません。塗料も同じですから、飛ばないように飛散防止ネットを張って養生もします。他にも現場管理費や廃材処理費などの諸経費も必要です。

▼合わせて読みたい▼

見積書の見方

焼津市で外壁塗装に使える補助金はある？

2024年7月時点では建物に対する外壁塗装の補助金はありません。ただ、今後はわかりません。外壁塗装や屋根塗装に関する補助金が出る可能性もあるため、焼津市からの情報を定期的なチェックが必要です。

また、外壁塗装のみというわけにはいきませんが、新築住宅を取得した場合に出る補助金などがあります。所得費用に含まれているため資金の足しになるでしょう。

子育て世帯等定住促進住宅取得支援事業

焼津市外から転入する子育て世帯や若者夫婦世帯が条件です。新築住宅を取得すると補助金が交付されます。補助対象には「新築住宅」「新築住宅（保留地）」「建売住宅」があり、ポイントは以下のとおりです。

 

参照元：子育て世帯等定住促進住宅取得支援事業

これらが補助対象の条件です。また、焼津市内の土地については注意が求められます。補助対象の中に、新築住宅（保留地）と建売住宅があります。

保留地の場合は「焼津市か焼津市南部土地区画整理組合が販売する一般保留地の購入」が条件です。建売住宅も、焼津市内で販売されている住まいが条件です。また、建売では住まいと一緒に敷地の土地も販売されています。そのため戸建てだけではなく、土地も含むことが条件です。

補助対象者の条件は以下のとおりです。

参照元：子育て世帯等定住促進住宅取得支援事業

焼津市で新築住宅や建売住宅を購入する方はこれらの条件に当てはまっているかどうかチェックしてみてください。

ただし新築住宅（保留地）を取得する場合はまた別の条件があります。

「2022年4月1日以降に焼津市の住民基本台帳に登録されていること」

「中学生以下の子のいる世帯か夫婦それぞれ40歳以下の世帯」

が求められます。新築住宅でも保留地を検討している際は注意が必要です。

申請期間は2024年4月1日〜2027年3月31日ですが、予算がなくなれば受付は終了します。また、補助金の交付回数は1世帯につき1回限りです。条件に当てはまっている方は申請を検討してみてください。

これらは外壁塗装や屋根塗装限定の補助金ではありません。あくまで市外から焼津市に転入して新築住宅を購入する場合の補助金です。ただ、取得費用に外壁塗装も含まれていると考えてもいいでしょう。補助金を活用すればお得に外壁塗装費用も含めて住まいを購入できます。

焼津市では他にも中古住宅の購入を対象にした補助金事業もあります。補助金事業子育て世帯移住定住応援事業（通称：YAIJU）もあります。焼津市外から転入する子育て世帯で、市内の中古住宅を購入するなら補助金が交付される内容です。あわせて以下をチェックしてみてください。

子育て世帯移住定住応援事業（通称：YAIJU）

あおば工房からのご提案：焼津市での外壁塗装は私たちにお任せください！

今回のお役立ちコラムでは、焼津市での外壁塗装に関する補助金や助成金の情報、そして費用について詳しくお伝えしました。残念ながら2024年7月時点では、焼津市において外壁塗装に対する直接的な補助金制度は存在しません。しかし、外壁塗装の費用は高額になるため、少しでも費用を抑えるために補助金や助成金の有無を常にチェックすることが重要です。

焼津市では新築住宅の取得に対する補助金や、子育て世帯の移住定住を支援するための補助金などが存在します。これらの補助金は外壁塗装単独ではなく、住宅取得全般を対象としていますが、うまく活用することで外壁塗装の費用負担を軽減できる可能性があります。また、外壁塗装の費用を抑えるためには、適切な塗料選びや信頼できる業者の選定も重要です。

プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店/株式会社あおば工房では、外壁塗装に関するご相談をいつでも受け付けております。補助金や助成金の情報についても、詳しくご案内いたします。ご不明な点やご相談がありましたら、お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、さらにはショールームへのご来店も大歓迎です。専門スタッフが丁寧に対応し、最適なプランをご提案いたします。

ぜひ、焼津市での外壁塗装をお考えの際は、あおば工房までお気軽にご連絡ください。あなたの大切な住まいを守るために、私たちが全力でサポートいたします。