プロタイムズ静岡葵店　株式会社あおば工房の後藤です。

今回は、住宅外壁に関する劣化症状“カビ“ が発生する主な原因についてご紹介いたします。

 

■住宅外壁にカビが発生する主な原因

 

・高湿度環境

外気との温度差や日照不足などにより、外壁表面の温度が下がると、湿気が結露して水滴ができます。このような高湿度環境は、カビの繁殖に適した状況を作り出します。

 

・外壁の雨水漏れ

外壁に雨水が侵入し、内部が湿ったままになっていると、カビの繁殖に適した環境が整います。また、雨水が外壁表面に付着したままになっている場合も、湿度が高くなり、カビの発生を促進します。

 

・日陰や風通しの悪さ

建物の周囲に高い建物や木々があると、日照不足や風通しが悪くなり、湿気がたまりやすくなります。これらの条件は、カビの繁殖に適した環境を作り出します。

 

・汚れの付着

外壁に汚れが付くと、そこに胞子が付き苔や藻、カビなどの繁殖につながります。

 

【参考】「外壁の汚れ」と掃除をする時の注意点・手順について

「外壁の汚れ」と掃除をする時の注意点・手順について

 

・外壁の材質や仕上げの状態

外壁の材質や仕上げによって、カビの発生が促進されることがあります。例えば、漆喰仕上げの外壁は吸湿性が高く、カビが繁殖しやすい傾向があります。また、塗料の品質や塗装の状態によっても、カビの発生が促進されることがあります。

 

これらの原因を踏まえ、外壁のカビ対策としては、適切な通気や日照を確保すること、雨水の侵入を防止すること、定期的な清掃やメンテナンスを行うことが重要です。

 

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