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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
超低汚染塗料とは?汚れない塗料の必要性と活用方法
2024年02月19日(月)
静岡市、島田市の皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
代表取締役の後藤です。
日常生活で、意外と建物を「洗う」必要性を感じている方は少ないものです。しかし、自分の体を洗うことは忘れませんよね。
あなたが体を洗うことと同じように、建物もしっかりと洗わなければ、徐々に汚れていってしまいます。そしてその汚れはあなたの大切な住まいを劣化させることにつながっいるのはご存じですか?
汚れには気づいていても、目に見えて劣化している感じがないため、定期メンテナンスまで放置していても平気だとは思っていませんか?
もしそんなふうに感じているのであれば、建物が汚れづらい「塗料」を使ってあげることをおすすめします。
今回のお役立ちコラムでは「建物が汚れない超低汚染塗料」についてお話ししていきたいと思います。
超低汚染塗料とは
通常の塗料には、静電気や表面の劣化により汚れを吸着してしまうという特性があります。塗装直後は表面のコーティング効果もあり、雨水である程度の汚れは流れ落ちますが、経年劣化や空気の乾燥具合によって汚れが定着してしまうのです。
これらの特性を「無機成分」によって有効期間を延長しているのが「超低汚染塗料」です。
無機成分の役割
無機成分には、塗料の成分間を埋める役割があります。通常の塗料は、微粒子化した染料や増粘剤などの添加物によって構成されていますが、隣り合った成分同士には目に見えないほど小さな空間が存在します。
塗装直後で塗装の鮮度が高い状態であれば、この隙間には「つなぎ」の成分がしっかりと目地埋めしているため滑らかさを保っています。しかし、経年劣化により「つなぎ」が痩せてしまうと、そこには目に見えない「隙間」が発生してしまうのです。
この隙間に汚れが入り込み、外壁や屋根に汚れを定着させてしまうことを覚えておきましょう。
無機成分が汚れにくさをもたらす理由
無機成分は他の成分よりも細かく、つなぎの中にまで混ざり合っているため、経年劣化でつなぎが痩せた際にも隙間を埋めておいてくれます。そのため、通常の塗料では汚れが定着してしまう部分に無機成分があることで滑らかさを保てるのです。
この滑らかさのおかげで汚れの入り込む隙間がなくなり、外壁や屋根に汚れの定着を許さないというわけです。
低汚染塗料との違い
低汚染塗料という表記は、現在ほとんどの塗料で確認できます。しかし、その中でも「超」低汚染と表記されているものは多くありません。それぞれの違いについて簡単にご紹介しましょう。
低汚染塗料 | 超低汚染塗料 |
・汚れが付着しにくい
・付着した汚れを剥がしやすい ・流水を使ってブラッシングすることで汚れを落とす |
・汚れが付着しにくい
・付着した汚れが定着しづらい ・雨水によって汚れを洗い流せるほど親水性に富んでいる |
超低汚染塗料は、セルフクリーニングができるという大きなアドバンテージがあります。
親水性が高く、汚れと塗装面の間に雨水が入り込むため、外壁が濡れてくれさえすればわざわざブラッシングする必要がないのが特徴です。
一方、低汚染塗料には「雨水で流れ落ちるほどの効果はない」とされています。従来の塗料に比べ、十分なセルフクリーニング作用は持っているのですが、超低汚染塗料に比べると、その性能差は明らかです。
低汚染塗料・超低汚染塗料の種類
低汚染塗料を選ぶ際、できる限り効果の高い塗料を選ぶことで建物の外観の美しさをキープしましょう。
もちろん、超低汚染塗料を選ぶことは効果的ですが、どうしても一般的な低汚染塗料よりもコスト面で選ぶのが難しい場面も出てきます。
超低汚染塗料を含めた、おすすめの低汚染塗料をご紹介します。
超低汚染リファイン1000Si-IR
株式会社アステックペイントが販売している「超低汚染リファイン1000Si-IR」は、塗膜の密度が高くセルフクリーニング作用が強いシリコン製遮熱塗料になります。
一般的な遮熱塗料は、経年劣化とともに汚れの付着が熱伝達の入り口になってしまうのですが、セルフクリーニング作用が強い超低汚染リファイン1000Si-IRは、汚れの付着がなくなるため遮熱効果が長続きするのです。
クリーンマイルドSTシリーズ
エスケー化研株式会社が販売しているクリーンマイルドSTシリーズは、成分中に配合された独自技術により、効率的に細分化されたセラミック粒子により超低汚染塗料としての能力を持たせています。
この細分化されたセラミック粒子は、帯電を防止し、つなぎの間を埋める効果を高めることで親水性の高さを発揮しており、セルフクリーニング作用と共にロングライフ性能も確保しているのです。
ファインシリコンフレッシュ
日本ペイント株式会社の販売しているファインシリコンフレッシュは、シリコン製の低汚染塗料になります。塗装時の泡立ちが少なく、エア抜きをしないでも塗装を開始できる優れた塗料です。
また、乾燥時間も短いため、湿度の高い冬場でも作業しやすく、仕上がりが滑らかで綺麗に整います。
水性クリーンタイトSi
エスケー化研株式会社が販売している水性クリーンタイトSiは、従来の2液型低汚染塗料とは違い、1液型のセラミック配合タイプ低汚染塗料になります。従来の塗料は、成分の違う2つの溶剤によって低汚染効果を維持していましたが、水性クリーンタイトSiはセラミック複合化技術を用いることで、2液型と同等の低汚染効果を持たせた塗料です。
アレスアクアシリコンACⅡ
関西ペイント株式会社が独自開発した「水性反応硬化技術」をさらに進化させた「マイクロ反応硬化技術によって、水性塗料ながら信じられない低汚染効果を発揮するのがアレスアクアシリコンACⅡです。
緻密になった成分のおかげで光沢感が高まり、ベタつきの少ない塗膜が低汚染効果に貢献しています。
低汚染塗料のメリット
低汚染塗料は、通常の塗料に比べ3つの点で優秀です。
- 密着性が高い
- 親水性が高い
- 汚れにくい
それぞれを簡単にご紹介しましょう。
密着性が高い
外壁や屋根との密着性が高いということは、塗装が長くキープされることを意味します。塗装が剥がれずに長期間キープされるということは、塗装による防水効果が長続きすることを表しているので、メンテナンス期間を広く空けることができるのです。
また、雨水が塗膜と建材の間に入り込まないため、腐食や劣化を抑えることも期待できるでしょう。外壁塗装を施す上で、塗膜がキープされる期間は建物の寿命にもつながる重要なポイントになります。
親水性が高い
一般的に「親水性」とは、水と混ざり合いやすさを表す言葉です。しかし、塗料が水と混ざりやすいとすぐに溶けてしまうのではないかと感じます。
実は、塗料に求められる親水性とは「撥水させない」という点が重要視されています。塗面に水を垂らした際、コロコロと水の粒が転がる状態が「撥水している状態」です。水弾きが良い状態だからこそ汚れが落ちると考えてしまいますが、実はそうではないのです。
塗料の親水性は、むしろ「ベタっと水が広がる状態」が良しとされ、しっかりと水が張り付くことで汚れと塗膜の間に水が入り込み、塗面に付着した汚れを剥がし、洗い流すことができるというわけです。
そのため、水をかけた際にすぐサラッとした状態になるのが低汚染塗料の特徴というわけではないことを覚えておきましょう。
汚れにくい
低汚染塗料も超低汚染塗料も、成分の粒子が細かくそれぞれの継ぎ目がなくなるほどの緻密さを持っています。そのため、汚れが付着する隙間を作りません。滑らかさ、緻密さが低汚染塗料の最大のポイントになります。
この特徴が汚れにくい特性につながっており、同時に親水性の高さを保つ要因になるわけです。
超低汚染塗料でメンテナンス性を高めよう!|超低汚染塗料での外壁塗装工事なら『あおば工房』へ!
超低汚染塗料は、まだ種類が多いわけではないため、選ばなければ一般的な低汚染塗料が使用される状況です。
もし、外壁や屋根の掃除まで手が回らないと感じているのであれば、次のメンテナンス時に「超低汚染塗料」での塗装を検討してみてください。
超低汚染性塗料で塗装すれば、雨が降るたびに建物が綺麗になるはずです。ただし、定期メンテナンスだけは忘れないように注意しましょう。
プロタイムズ静岡葵店・島田店/あおば工房は今回のコラムでご紹介した株式会社アステックペイントの認定施工店です。「超低汚染リファイン1000Si-IR」をはじめ、数々の高性能な超低汚染性塗料をご用意!超低汚染性塗料での塗り替えをご検討中ならば、ぜひプロタイムズ静岡葵店・島田店/あおば工房へご相談ください!
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