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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
外壁塗料 人気No.1 シリコン塗料のメリット・デメリット
2022年05月01日(日)
プロタムズ静岡葵店 ㈱あおば工房の後藤です。
今回は、必ずといっていい程塗装の見積りに登場する「シリコン塗料」についてご紹介いたします。
■「シリコン塗料」が外壁塗料人気No.1最大の理由
・一定以上の耐久性(耐候性)がある
・外壁塗料の中では中程度価格帯
コストパフォーマンスの高さは、「シリコン塗料」の人気を支える最大の理由といえます。
■シリコン塗料の耐久年数と価格の相場
・耐久年数:約7~10年
・相場価格:15,000~40,000円/1缶
※上記の数値は目安です。製品によって大きく異なることもあります。
■「シリコン塗料」とは
<塗料の構成要素>
塗料は、下記の4つの成分で構成されています。
・顔料
・樹脂
・添加剤
・希釈剤(水または溶剤)
この4つの成分のうち、樹脂がシリコンのものが「シリコン塗料」です。
塗料に使われる樹脂には、次のようなものがあり、「アクリル塗料」「無機塗料」など、樹脂の名称は塗料の種類の名称に使用されています。
・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・ピュアアクリル
・フッ素
・無機 など
樹脂によって、塗料の性能は大きく変わり、耐久性の違いに影響します。
<シリコン樹脂の性能>
・汚れにくい
・紫外線に強い
紫外線は塗膜の劣化に大きな影響を与えます。その紫外線に強いシリコン樹脂を含む「シリコン塗料」は耐久性(耐候性)の高い塗料ということができます。
<メリット>
・コストパフォーマンスが高い
・製品数が多い(色・性能・価格などのバリエーションが豊富)
※人気の高さから、塗料メーカーは研究・開発や販売に力を入れている「シリコン塗料」の製品数は圧倒的です。
※製品によって性能や価格帯が大きく違うことがあります。
防汚性、遮熱性、防カビ性能などは、シリコン製品によって異なります。
そのため、価格帯も大きく違う場合があります。
<デメリット>
・ピュアアクリル・フッ素・無機塗料などに比べると耐久性が低い
※塗料製品による違いもありますが、上記の高耐久の塗料に比べて、耐久年数が短い傾向にあります。
・製品数が多いため迷ってしまう
■シリコン塗料を選ぶときのポイント
・性能
「耐久性の高さ」「防汚性」「遮熱性」「防藻・防カビ性の有無」などの性能が、製品によって異なります。性能の内容や程度の違いを確認する必要があります。
・色
色の表し方は製品によって違います。たとえば、「ベージュ」など多くの製品に使用されている色名も、その色の幅は広く、製品によって異なります。色にこだわりたい場合は、性能だけでなく、カラーラインナップも参考にしながら、どの製品にするかを検討するといいかもしれません。
・価格帯
シリコン塗料のなかには、フッ素や無機と同等の高い性能を持つものがあります。高性能の製品を選ぶ場合は、フッ素や無機など高価格帯の製品との比較も大切です。
・溶剤系塗料か水性塗料か
近年では、溶剤系塗料と水性塗料の性能に大きな違いはなくなってきています。塗装中のニオイについては、溶剤系の塗料の方が強く感じます、塗装中のニオイをできるだけ抑えたい場合は、水性の塗料を選ぶといいでしょう。
「シリコン塗料」は、建築塗料市場の80%を占める最も人気の高い塗料で、コストパフォーマンス(性能と価格のバランス)に定評があります。
製品数が多く、高性能、高価格帯の製品まで幅広く揃う「シリコン塗料」を選ぶ際は、その製品がどのような性能をどの程度もち、どのようなカラーラインナップ、価格帯なのか、また塗装時のニオイの強さなどにも着目してご検討ください。
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静岡市・島田市の外壁・屋根塗装専門店
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