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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
窓枠からの雨漏りの原因や修理方法・応急処置にはどんなものがある?
2022年07月10日(日)
こんにちは!
プロタイムズ静岡葵店です。
知らない間に雨漏りがしていて、建物だけでなく、室内のものまで濡れてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。雨漏りが起こる原因はいろいろ考えられるのですが、窓付近から水が入ってくる場合もあります。
今回は、窓枠に雨漏りが起こる原因についてご紹介します。手軽にできる応急処置も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
窓枠が雨漏りする理由とは?
室外の影響をダイレクトに受けやすい窓枠は、ちょっとしたことが原因となって雨漏りが起こりやすい場所でもあります。
比較的弱い雨であれば問題なくても、嵐のような大雨が降ると雨漏りが生じてしまう建物もあるようです。
重要ポイントの劣化や破損など原因となっている場合も多く、長く使ってきたような建物に、こういったトラブルが見られやすいとも言えます。また、場合によっては窓周辺ではなく、外壁や屋根などに問題があって雨漏りが起こっていることもあります。ここでは、よく見られる雨漏りの原因についてご紹介します。
外壁がひび割れしている
一見、窓枠からの雨漏りとは関係ないように思うかもしれませんが、外壁に問題があって雨が中に入り込んでしまうこともあります。
塗料の耐久年数はそれぞれ異なりますが、タイミングに合わせて塗装しなければ、外壁にひび割れができることもあり、これが原因で窓枠から雨漏りが見られる場合もあります。外壁の内側に防水シートが施されているので、少しひびができたからといって、すぐに雨漏りにつながるというわけではありません。
しかしながら、窓枠付近にひび割れができた場合は、雨漏りしやすいため注意が必要です。また、窓周辺は細かなひび割れができやすい傾向があります。
もちろん、外壁そのものが劣化したり、大きな地震が発生したことでひびが入ったりすることもありますが、いずれにしても気になることがある方は、早めに対応することをおすすめします。
コーキングの劣化によるもの
外から窓枠をよく見てみると、ゴムのような弾力がある部分があるかと思います。これはコーキングと呼ばれるものですが、劣化すると窓枠と外壁の間にすき間ができるため、そこから水が入り込むことがあります。
とくに、直射日光を受ける場所や雪が多い地域などでは、劣化しやすい傾向があるため、違和感がある場合は、早めに対処したほうが安心です。
窓上の屋根が破損している
屋根が何らかの理由によって壊れている場合も、窓枠から雨漏りすることがあります。
定期的なメンテナンスをしていれば、あまり見られないトラブルではありますが、まったく起きないというわけではないので注意が必要です。
屋根に不具合が起きていることで、窓枠を水が伝わり雨漏りすることもあるため、早めに対処しましょう。とくに、窓の上に設置している屋根に損傷がある場合は、その影響を受けやすい傾向があり、雨漏りしやすいようです。
窓上にある換気扇や配管からの雨漏り
小雨程度であれば心配することがありませんが、台風などの強い雨にさらされた場合は、換気扇や配管から水が入り込んで雨漏りが起こることもあります。
引き違い窓枠からの雨漏り
日本住宅に多い引き違い窓枠ですが、台風など強い雨の影響を受けると、すき間から水が入り込むことがあります。
また、レール部分にはスムーズに水が排出されるように小さな穴などがもうけられているのですが、ほこりやごみによってつまり、水が溜まってしまうこともあります。その結果、雨漏りにつながることもあるので、掃除をするときは、併せてレール部分もきれいにしておきましょう。
防水処理など施工ミスによるもの
劣化や建物の使い方に問題があって雨漏りが発生することもありますが、そもそも施工ミスが原因でトラブルが発生することもあります。
窓枠を設置する際には、防水シートをもちいて施工することになっているのですが、そこに不手際があったことで雨漏りが見られることもあります。
具体的には、防水シートにシワができていたり、窓枠部分と防水シートなどがしっかりフィットしていなかったりして、雨漏りしやすい状態になっているケースです。施工に問題があって雨漏りする場合は、外壁を取り外して工事しなければならないため、簡単な施工で対応することができません。
雨漏りが見つかったらすぐに修理を依頼しよう
窓枠に雨漏りが発生した場合、いろいろな原因が考えられますが、いずれにしても早めに修理することが必要です。
長くそのまま放置していると、不快な状態が続くだけでなく、建物を傷めてしまうことになります。暴風雨のときだけ雨漏りが発生する場合であっても、速やかに対応しましょう。建物に、自分では気付いてない問題が起こっていることも考えられるからです。
また、建物の問題の心配だけでなく、カビの心配も出てくるかもしれません。カビによって健康が害されることもあるため、やはり信頼できる会社に相談して、きちんと検査してもらい適切な対処をすることが大切なのです。
窓枠の雨漏り時におこなえる応急処置
雨漏りが発生した場合、すぐに対応できないこともあるかもしれません。その場合は、一般の方でもできる応急処置がありますので、試してみてはいかがでしょうか。業者に見てもらうまでの間、そのままにしておくよりも、できる方法で対処しておく方が良い場合も少なくありません。
一般の方でもできる方法があるので、いくつかご紹介します。ただし、あくまでも応急処置であるため、早めにプロに見てもらい、適切な対応をしてもらいましょう。
吸水シートを使用する
まずは、タオルなどで可能な限り水分を取り除いてください。それでも水の量が多くて対応できない場合は、市販の吸水シートを使ってみると良いでしょう。
なかには、10リットル、20リットルもの大量の水分を吸水してくれるようなシートも販売されています。
濡れた状態をそのままにしていると、建物にシミができてしまうことがあるほか、カビが発生してしまう危険もあるので、早めに水分を取り除くようにしましょう。
防水テープを使用する
雨漏りの原因になっている場所が分かる場合は、防水テープを使ってみるのもおすすめです。
こちらもそれほど高額ではありませんし、手軽に使用できるのでおすすめです。防水テープを使用してすき間を塞げば、水が建物のなかに侵入するのを防ぐことができます。
また、防水テープは簡単にはがすことができるので、本格的に修理を開始する際も楽に進めることができます。
網戸の位置を変えてみる
窓に網戸を取り付けている方は、網戸の位置を変えることで雨漏り対策ができる場合もあります。
さらに、隙間部分にタオルなどをつめておけば、水の侵入を防げることもあるので、試してみても良いでしょう。
窓枠の雨漏りの原因を見つけて適切な対応をしましょう
雨漏りが見つかったら、早めに業者に依頼して適切な対処をすることをおすすめします。
外壁や屋根に原因があることもありますが、施工ミスによって雨漏りが起きている場合もあります。速やかに修理をした方が良いのですが、それまで時間がかかる場合は、手軽にできる応急処置で業者を待つことをおすすめします。
窓枠からの雨漏りによって、建物にシミができたりカビが生えたりすることもあるので、軽視することなく対応しましょう。
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