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外壁塗装・屋根塗装お役立ちコラム
富士宮市の外壁塗装はあおば工房|外壁の劣化症状の特徴
2024年12月08日(日)
皆様こんにちは。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理の専門店、
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店
代表取締役の後藤です。
建物は、どれも同じ条件で劣化していくわけではありません。物件ごとに症状が異なります。また、地域的な特性によって劣化しやすい部分が変わってくるということを覚えておきましょう。
特に、沿岸エリアで劣化しやすい部分、山間エリアで劣化しやすい部分というように、同じ県内や市内でもその特性が変わってくるということを覚えておくと、お住まいの地域ではどんな劣化症状が現れやすいというポイントに気づくことができます。
今回のお役立ちコラムでは「富士宮市で怒りやすい外壁劣化症状」について考えていきたいと思います。
そろそろメンテナンス時期が近づいてきているという方は、まずご自身で劣化症状を確認してみましょう。
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富士宮市で起こりやすい外壁劣化症状
富士宮市は、直接的に駿河湾と面しているエリアがないため「沿岸エリアに発生する劣化症状」は出づらいです。しかし、富士山からの吹き下ろしがあるため、乾燥しやすいという特性を持ったエリアだと言えるでしょう。
ただし、杉や檜が多いことから、山間エリアでは年間を通して湿度が高く、湿った空気が建物に影響を及ぼすということも考えられます。
これらの特徴から「湿気による劣化症状が出やすい」ということを覚えておくと、気にすべきポイントが少しづつ明らかになっていくのです。
では、富士宮市で起こりやすい外壁劣化症状を考えていきましょう。
地震によるひび割れ
富士宮市は、富士山のお膝元にあるということもあり、地震が発生しやすい地域だと言えます。現在は噴火していないだけで、2003年からは「いつ噴火してもおかしくない」という考えをされているため、活火山として定義されているのです。
体感できるほどの大きな揺れこそ多くありませんが、微振動は活発に発生しており、建物にはじわじわとダメージを蓄積させていると考えられます。唯一、新幹線による定期的な振動がないのが救いです。
地震は、建物全体を歪めてしまう原因になるため、揺れが発生するたびに少しずつ外壁にひび割れを発生させてしまうということを覚えておいてください。これを放置していると、最悪の場合「雨漏り」が発生してしまうでしょう。
ひび割れが発生しても「幅0.3mm未満、深さ4mm以下」であれば、すぐに対処が必要なレベルの被害ではありません。しかし、目視でひび割れがはっきりと確認できるような状況であれば、早急にメンテナンスを考えましょう。
紫外線によるチョーキング現象
富士宮市は「海抜35m」が一番低い地点だと言われています。富士宮駅周辺は「122.1m」とされているため、比較的高い位置に住宅が建ち並んでいる地域だと言えます。
つまり「紫外線の影響を強く受けやすい」ということです。
標高が高いところというのは、待機による紫外線の遮蔽が少なくなります。そのため、建物には余計に紫外線が影響してしまうのです。
紫外線は「外壁塗装の劣化」や「シーリング材の劣化」を促進する効果があるため、外壁塗装に厳しい条件となります。
適切なメンテナンス時期を守りながら建物をケアすることが重要で、劣化した状態では十分なコーティング効果が発揮できなくなってしまうでしょう。
多湿による苔やカビの発生
紫外線による外壁塗装の劣化症状に伴い、富士宮市特有の「湿度の高さ」が悪影響を及ぼします。主な症状は以下の通りです。
・苔やカビの発生
・ひび割れの促進
・断熱材の劣化
紫外線で荒れてしまった外壁塗装は、十分な低汚染性を発揮することが難しくなります。そのため、表面には汚れが付着しやすくなっており、そこから苔が発生してしまうのです。また、苔により水分が外壁に残る状態になると、乾燥と保水が繰り返されてしまい「カビ」の発生にもつながってしまうでしょう。
見た目にも美しくなく、点々と黒い部分が増えている状態が確認できるようになってしまいます。
外壁表面だけに影響しているうちは良いですが、この症状が外壁の裏側まで到達してしまうと、断熱材や内壁にまで被害が進行してしまい、最終的には「生活空間」にまでカビの影響が出てしまう恐れがあるため、できる限り早急な対応が必要だといえるでしょう。
同様に、乾燥と保湿が繰り返されると外壁材そのものが伸縮を繰り返します。その結果「ひび割れ」が発生してしまい、外壁内部へとカビや苔が進行してしまうことも考えられるのです。
これらが繰り返されると、当然断熱材も劣化してしまい、建物全体の断熱性が失われてしまいます。
ここまで被害が広がってしまった場合、断熱構造の見直しから修繕が必要となるため、外壁塗装だけでは十分な対策ができない状態になるわけです。
文化財指定されたための旧時代構造の継続
富士宮市には、茅葺き屋根の景観を維持しなければならないエリアがあります。朝霞高原エリアでは文化財に指定されている建物も多く、これらは近代建築の技術では十分なメンテナンスが施せません。
白糸の滝周辺も同様で、適切な対処の方法を把握していない業者では土壁の修復や茅葺き屋根への対応も難しくなります。
つまり、最新の建材の取り扱いだけを理解していれば良いのではなく、歴史的な建築方法にも知見が必要だということです。
それぞれの対応策はある?
ここまでお話しした劣化症状に対し、どのような対処が必要なのかを理解している業者であれば、ご依頼に対し適切な対応が可能です。しかし、見た目だけを直すことに重きを置く業者の場合、一度に全体の修復ができるわけではなく、何度も問題に対して工事しなければならない状況が生まれる可能性があるということを覚えておいてください。
それぞれの劣化症状に合わせて「必要な対処」を簡単にご紹介します。
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地震は「耐震構造強化」と「定期メンテナンス」
地震によるひび割れは、そもそもの耐震構造を見直す必要があるでしょう。構造上の耐震強化は大規模な工事が必要になりますが、外壁の耐震性を上げるのであれば「サイディング外壁」に入れ替えつつ、弾力性の高いシーリング材でクッション性を確保することが望ましいです。
外壁の入れ替えが難しい場合は、長期間のメンテナンス期間を設定するのではなく「やや短めのメンテナンス期間」に設定して手入れの回数を増やすことをおすすめします。
外壁塗装自体が高額な工事になるのですが、改修工事が必要になってしまうとより大きなコストになってしまうのです。そのため、被害が小さいうちにメンテナンスできるように「塗料グレードを抑える」という方法で定期メンテナンスの回数を増やすと、外壁に発生したひび割れを早い段階で対処できるのです。
もしくは「ピュアアクリル塗料」のような非常に弾性に優れた塗料を使用することでひび割れそのものをカバーできるようにすると、耐候期間も長く設定できるようになります。
紫外線は「ラジカル制御型塗料」で保護
紫外線対策には「ラジカル制御型塗料」による外壁塗装一択です。耐震構造がしっかりしている建物であれば、ひび割れによる劣化をある程度許容することができるため、高性能塗料を用いてメンテナンス期間を長期化することも見込めます。
この時、シリコン塗料よりもフッ素塗料や無機塗料を使用すると、耐候性を大幅に延ばすことができるでしょう。
苔やカビは「セルフクリーニング作用」で防ぐ
今手に入る塗料の多くは「低汚染塗料」として販売されているものばかりですが、さらにワンランク上の「超低汚染塗料」を使用することでセルフクリーニング性をアップさせると、外壁の汚れに対しメンテナンスフリーにすることができます。
苔やカビが発生しないためにも、外壁の汚れの付着を許さない、付着しても洗い流してくれるというのは非常に効果が高いです。
文化財指定は「歴史的な対応ができる業者を探す」しかない
文化財などをメンテナンスできる業者は限られてきます。最新技術を用いることができないので、旧時代の方法に加えて「ハイブリッドで使用できる方法」を考えられる業者であれば、土壁などのカビ対策も可能となるでしょう。
富士宮市で外壁劣化症状に困っているならあおば工房にお任せを
富士宮市の地域的な問題を解決するには、ただ外壁塗装ができるだけではいけません。しっかりと対策を講じられる業者に工事依頼することが望ましいです。そのため、一括見積りサイトで適当に業者選びをするのではなく、高い知識と技術を持っている業者に依頼することをおすすめします。
株式会社あおば工房、プロタイムズ静岡葵店・プロタイムズ島田店には、富士宮市の特性に合わせたメンテナンスにも日々勉強を積み重ねています。まずは無料相談で最適な方法を見つけませんか。
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